◆命日の墓参り◆ | 頑固オヤジの、ばり雑言!!

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真っ当な、和の文化を残したいもんだわさ。
 
劣化し続ける和文化に警鐘を鳴らすべく、
思いの丈を書き綴った強面親父の言いたい放題!

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今日はお袋の命日、てんで、白金の寺へ墓参り。昨日のブログネタに合わせたわけじゃ無く、原稿の締め切りと命日が重なっただけ。これっ!て、何か意味が有るのかな?

 

緑が丘の馴染みの花屋へ向かうと、若旦那が車で出かけるところ。「お出かけかい?」と問う若旦那に「墓参りに行くところ!」と答えると、車をバックし店に戻ってくれた。

 

店に居たのは大女将独り、車から戻って来た若旦那が仏花を組みながら「親父が自転車で出たきり帰ってこない!」と言う。

 

大女将は心配をしていたが、若旦那は何処からか連絡があるのを待つしかないと。仏花を組む若旦那と、暫し家を出て行方が分からなくなった年寄りの話をした後、花を受け取り店を出る。

 

緑が丘駅から大井町線で隣駅の大岡山へ出て、そこで電車を乗り換え白金へ・・・。

 

 

 

 

 

 

手桶に花と水を入れ、墓の掃除道具を手に墓に向かい、墓石の掃除をした後庫裏へ線香を頂きに行く。

 

写真の花が若旦那が組んでくれた仏花、線香を手向け、開経偈・般若心経を唱えてから南無阿弥陀仏と亡き母きみに手を合わせた・・・。

 

 

 

 

 

墓参りの後は何時も白金八芳園へ行くのだが、今日は先を急ぐので、タクシーで高輪大木戸向かいの蕎麦屋へ行く。来月の彼岸にも墓参りに行くので、その時八芳園を覗いて見るつもり。

 

天気が良いのでブラブラ歩いて白金から高輪へ行くつもりだったが、家を出るのが遅くなり、蕎麦屋へと急いだのである。

 

 

 

 

 

閉店間際だったので先客は一人、天丼とかけ蕎麦のセットを食らう。

 

写真の討ち入り蕎麦は以前アタシが提案し、合羽橋で巴の抜型を買ってきて作るように勧めたメニュー。このポスターもアタシが作った・・・・。

 

 

 

アタシが食い終わる頃、暖簾を仕舞った店の御仁達がオマンマを食らう。右の後ろ姿が蕎麦屋の大将、彼のお婆さんがお袋の和裁のお弟子さんだった。

 

長居はせずに店隣の泉岳寺駅より京急に乗り帰宅した・・・。

 

 

朝の出掛に寄った花屋に帰りにも寄り、行方が分からなくなった大将が帰って来たかと若旦那に問うと、まだだと言う。

 

 

 

この辺の年寄りで朝ゴミを捨ててくると家を出て、そのまま行方不明。7年後に死んだと警察から連絡があったとか、高速道路に自転車で入ってしまったご近所の爺さんがいただのと、痴呆の年寄りの話をしばしした。

 

昨日出版社に送った原稿が本になれば、老人への介護方法の参考になるのだがなと、改めて思ったしだい・・・・。帰り際若旦那に、写真の花を頂いた。

 

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