我が家の常備菜で欠かしたことの無いのが、佃煮風の田作り胡桃。佃煮と違うのは、我が家の物はスゲー薄味・・・。
先ずは胡桃を軽くローストし、その後煮切った酒に醤油・ザラメ・味醂を入れて暫し煮立たせる。
その後田作りも軽く炒り、そこへ胡桃・冷めたタレを加えチョイ火を入れてからめる。
お節に作った田作りと同じ物、田作りも胡桃も体に良いと、常備菜にしている。
田作りは築地に行った時、馴染みの乾物屋で小振りなものをまとめて買って置き、いつでも使えるようにしてある。
田作りを盛った器は、染付桜川割山椒。こうやって見ると、旨そうに見えるでげしょ!!
川の流れに桜で桜川、着物の中で育った所為で、この手の柄には餓鬼の頃から接していた。てぇ事で、考えなくても絵の構図が浮かんでくる。
器の内外に掛けての絵付け、態々こんな面倒な絵付けをするのは、チョイとした遊び心から・・・・・。
この手の器を作る時は、最低でも3・40個作る。多い時は二割ほど不良品が出てしまうので、五個組で売るこれらの器はどうしてそれくらいの数を作らなければならないのである。
てぇ事は、形は勿論絵付けも揃えて同じものを作るのが鉄則。バラバラな出来上がりじゃ、売り物にはならねぇの・・・・・。
今日義姉宅へ行き、家の不具合箇所の調整と買い物サポート。その時この田作りと、先日記事にした蕪なますを持参した。
ホームページ http://senoji.web.fc2.com/