毎朝のルーティン
5時起床 
大阪では近所の靭(ウツボ)公園へ
 
太極拳準備体操
楊式
24式&42式太極拳
を呼吸を意識しながら
心地よく行う
 
すると誰かが私の太極拳を
近くでじっと見つめる人が・・・
 
 

 
その女性から
「中国人ですか?」
と問われ
 
「いえ、日本人です。でも
昨年まで上海にいて
太極拳毎朝してました」
と答えた
 
やはり日本では通常
公園で1人で
太極拳等している人がいないから
中国人と思ったのだろう
 
このことに関しては
私にもよく分かる
 
中国では公園には早朝から多くの定年後の人々が集い、太極拳や健康体操に余念がない
 
そして見知らぬ人にでも
きがるに話しかけるし
話しかけられる
 
いたって普通の話し
 
でも日本の公園では
ワンちゃん連れ以外では 
皆で集まって何かをするなんて
ラジオ体操位でしょうね
 
そして知らない人に突然話しかけたり、話しかけられたりはほとんど無い
 
これも「文化の違い」ですね
 
私は5年近く賑やかな
上海の公園に毎朝通っていたので
日本に戻って何が寂しいって
 
そんな公園での
ふれあいや人との交流だ
 
勿論、ジムや習い事に通う中で、
人間関係は構築できるけどね
 
そんな話を上海出身の彼女と1時間近く話に花が咲いた
 
中国人のAさんは
日本人と結婚し大阪に暮らして
既に30年以上
 

 

 

数年前に肺癌となり片肺を切除
心臓にもペースメーカーが装着されているらしい
 
更には日本人のご主人も癌で亡くなり
今は娘さんとの2人暮らしらしい
 
でも昼間誰も居ない部屋で1人過ごしていると
とてつもなく淋しくて心が病みそうだと言う
 
気持ちはよく分かる
 

 

大病をされ
愛する夫とも死別し
 
身も心も辛いのだろう
想像に難くない
 
そうこうするうちに
朝のラジオ体操の時間となった
 
彼女とは名前を伝えあった
「またね☺」
と別れた
 
 
 
でも私自身も話しかけられて
嫌な気持ちはしなかった
嬉しかった
 
やっぱり人との交流は大切
話をするという事が大切
 
改めて、実感した出来事だった