私の担当は実践部で、合計で6回講義をします。ユニバーサルプランナーズのカリキュラムは、3つに分かれていて、その後半の2回が実践部=私の担当になります。
やることは、商品・ビジネスのコンセプト作り、ビジネスモデル、トータルマーケティング、ヒアリング、プレゼンテーションであり、すべて実際に使った企画書や資料に基づいてお教えします。
基本書や専門書を読むことはとても大切です。例えば、コトラーとポーターの分厚い専門書を、私は自宅、仕事場、別荘のすべてに揃えています。それだけ基本が重要だということです。
しかし残念ながら基本書、専門書を読んだだけでは仕事力はつきません。それとは違う「現場の力」とでも言ったらいいのでしょうか、それが必要だと思います。
これをみがくには、私についてもらってOJTで覚えるのがいちばんいいと思いますが、これは無理。そこで私が実際に書いた企画書を題材に、私が何を意図し、何を考えたかを追体験してもらうことを思いつきました。
これはユニバーサルプランナーズの前にやっていた村山私塾でやった方法なのですが、これは効果的だったようで、独立、昇進、転職、異動した人は数知れず、みんな一様に仕事力を身につけて、その後も大いに活躍しています。
その理由を彼らに聞いてみると、現場企画書のレベルが分かり、それに理論がどのように適用され、どのようなロジックで構成されているか、どのようにクライアントを納得させるのかがよく分かるからだそうです。
これが分かると、企画書のコツのようなものが分かり、自分に足りないものを補う勉強ができるようになります。
私にも経験がありますが、目的のない勉強というのはなかなか頭に入ってきませんが、「これを知りたい」「これを身につけたい」と思った瞬間、本の内容がスーっと入ってくるのです。まさにそういう感覚なのでしょう。
私にはユニバーサルプランナーズのように、現物の企画書で教えてくれる人がいなかったので、夜中や休みにこっそり会社に出社して、意中の先輩の机から企画書を拝借し、こっそりコピーして勉強したものでした。
しかしこれこそが、私にとって最も役に立ったものであり、この分かる快感をみなさまにも味わっていただきたいと思い、このようなカリキュラムを組みました。