やっと朝晩に秋の気配が漂い始める季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

私の方は、前回出版した電子書籍を書き直すのに大苦戦中です。

出版後読み直してみたら「だめだこれは( ;∀;)」となったため、すぐに販売停止にして、書き直しています。

半年以上、毎日3時間くらいは作品と向かい合ているのに、まだ序章をクリアできていません。

なんでも「つかみ」の部分が一番肝心なので、今回はここに全精力を傾けているといった状況です。

タイトルも、ペンネームも、内容も、構成も全面的に変え、今年中の出版を目指しています。

 

もはや年に一回の更新がデフォとなってしまったブログなので、このまま作品が書きあがるまで放置してもOKかと思ったのですが、それだと1年以上更新なしになってしまいそうなので、とりあえずここで一回、更新しておくことにしました。

 

というわけで、今回取り上げるのは、今まで一度も取り上げたことのないジャンルです。(^^♪~~~

 

 

皆さまは、歴史上最高のバイオリニストと評価されているのが誰かご存知でしょうか?

それは、アマデウス・モーツアルトです。

 

モーツアルトと言えば、一般的には作曲家というイメージですが、彼は演奏家としても史上最高の天才との評価を得ている人です。

劇作家でいえばシェークスピア、詩人でいえばゲーテ、楽器でいえばストラディバリウスと同格の、至高の存在という位置づけ。

…こう書いてくると、私がクラッシック音楽に詳しい人間のような印象を与えるかもしれませんが、まったく詳しくありません。

モーツアルトのことを多少知っているのは、30数年前に「アマデウス」という映画を見たことがあるからなのですが、皆さまは、そんなモーツアルトの「再来!」と世界から注目されている日本人バイオリニストが存在していることをご存知だったでしょうか?

 

実は存在しているのです。

 

今回紹介しようとしているのが、まさにその方のことで、吉村妃鞠(himari)という、2011年6月生まれの少女。

その驚くべき才能が世界に見つかり、ロシアやヨーロッパを中心に騒がれ始めたのは4年前の8歳の時。

それから今日まで、つねに日本よりも世界で注目されてきたMINI VAOLINI(まだ体が小さく、大人用のバイオリンを弾けないため子供の用のバイオリンを使っているバイオリニスト)が吉村妃鞠さんなのです。

 

今まで日本のマスコミは、彼女のことをあまり報道してきませんでした。

 

そのためネットには「それはなぜなのか?」と疑問に思う人のコメントが散見されるのですが(以下はあくまで私の個人的な推測です)、ひょっとするとその理由は、ご両親そのものが著名な音楽家であり、特にお父さんの方は、宇多田ヒカル、吉川晃司、いきものがかり、AAA、スガシカオ、globeなど多くの有名アーティストに楽曲を提供している他、映画やドラマのサウンドトラック、CMソングなども提供している作曲家であり、かつて「シンセサイザーの神童」と騒がれた経験を持った人でもあるため、幼いころからマスコミに「天才バイオリニスト」として騒がれることのデメリット「百害あって一利なし」を誰よりも知っているため、今まで娘の妃鞠さんをそうしたマスコミの取材から守ってきたのではないかという気がします。

しかし、「残念なことに」と言うべきか、何と言うべきかはわかりませんが、最近ついに、ネット民の知るところとなってしまいました。($・・)/~~~

 

今年4月カナダで開催された「モントリオール国際コンクール MINI VIOLINI2023」での演奏があまりにも凄すぎたため、その動画がyoutubeにアップされ、様々な形で関連動画を含めて拡散されているからです。

 

この↓動画のスタートボタンのところにちょこんと映っているのは「モスクワ・ミーツ・フレンズ第16回国際フェスティバル」のグランドオープニングでソリストを任された、8歳の時の妃鞠ちゃんです。

彼女関連の動画では、最も再生回数が多く、1か月で300万回を超えています。

               ↓

 

 

以下に貼り付けてある動画は彼女の存在を世界に知らしめるきっかけとなった、8歳の時 第20回シェルクンチク国際音楽コンクール(ロシア)で最年少優勝したときのものです。 

まずは事前情報なしで、この動画のバイオリン演奏を視聴していただきたい。  

                  ↓

 

同じ動画の、たぶんオリジナル。

        ↓

 

このコンクールは、20周年記念という節目の大会だったため、ロシアやヨーロッパでテレビ放映され、彼女の存在を世界が知ることとなりました。

過去の大会では、三人の審査員が予選から決勝まで満点評価をして優勝した人はいませんでしたが、この時の妃鞠さんは満点での優勝でした。

しかも、三人の審査員が、全員「私は(12点が満点なのであるはずのない)13のカードを探していた」と言ったのです。「それほど彼女の演奏は素晴らしかった」と。

 

中でも特筆すべきは、三人の審査員の中で最も彼女を絶賛しているザハール・ブロン氏(動画のサムネの人)が、かつて「日本人演奏家には技術はあるが魂がない」というような発言をしていた人だということです。

この時の彼女には通訳はついていますが、通訳はロシア語を英語に通訳しているだで、彼女は英語で答えています。世界で活躍する未来を見据えて、この時はすでに英語とドイツ語を話すマルチリンガルでした。通っていた学校は慶應義塾幼稚舎で、成績は全学科「A」

 

そんな彼女がバイオリンを初めて手にしたのは2歳半の時。

母親がプロのバイオリニストだったため、母親が弾いているバイオリンに興味をもったのが始まり。

その後母親がおもちゃ代わりに子供用のバイオリンを与えると、夢中になり、すぐに「冷蔵庫」や「オムライス」という曲を作曲して遊んだとのこと。

 

4歳になり、国内のコンクールに出場し始めると、すぐに「凄い子がいる」と噂になり、6歳でプロのオーケストラと初共演。

同年、レオニード・コーガン国際バイオリンコンクールで1位になったのを皮切りに、欧州各地のコンクールで最年少1位をとり続け、9歳までに39のコンクールで1位の記録を作っています。

 

10歳の時、アメリカの名門「カーティス音楽院」に最年少で合格して、日本とアメリカを行き来する生活となったため、慶應義塾幼稚舎は一時的に退学したようです。日本の小学校はオンライン授業とのこと。

 

ちなみに、世界的に有名な音楽家を輩出し続けるカーティス音楽院の入学資格は高卒以上相当で、TOEFLで基準を超えたら受験資格が与えられるそうです。

 

9歳の時のインタビューからの抜粋。

 

…毎日どのくらい練習するのですか?…

「普段は4~5時間ですが、気分が乗ると一気に7時間くらい練習することもあります。学校から帰ると、まず2~3時間練習して、用事があればそれを済ませてからまた練習するようにしています」

…好きな教科や苦手な教科はありますか?…

「学校も大好きだし、好きな教科とか決められないくらい、どの勉強も好きです。苦手な教科とかはありません。ただ、ボールを投げるのだけは上手にできません(指を怪我しないように気を使っているためだと思われます)」

 

(10歳の時のインタビュー)

 

…作曲家では誰が好きですか?…

「今いちばんはまっているのはバルトーク。音楽的にも面白いし、その人生にも興味があるのでもっと調べたいです。いちばん弾けるようになりたいのはコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲。でももう少し経験を積んでからにした方がいいって(先輩たち)みんなにアドバイスされました」

 

以下にリンク先を貼り付けてあるのは、今年4月カナダで開催された「モントリオール国際コンクール MINI VIOLINI2023」での演奏動画。youtubeは規制があって貼り付けることができませんでした。

 

なおこの大会は、三年に一度開催されるもので、通常のコンクールとは違い、競争ではなく、10歳から15歳までのMINI VAOLINIの中から、世界で最も才能あるヴァイオリニスト5人を選出し、その5人によるショーケースとして行われるもので、妃鞠さんはトリを務め、優勝に相当する「パブリックアワード賞」を受賞しています。

 

その動画がこれです。

        ↓

1日目の演奏。

 

二日目の演奏。↓

一日目とは違い、オーケストラ編成になっています。

彼女の演奏についての感想は書きません。どう気を付けて書いたとしても、それは他のバイオリニストとの比較になってしまうからです。

 

 

なお、8歳の時の演奏と、11歳の時の演奏では、ヴァイオリンの音そのものが違っていますが、それは使用しているバイオリンが変わっているからです。

8歳の時は、体が小さいので「分数バイオリン」と呼ばれている小さいサイズ(多分二分の一スケール)のバイオリンを使っています。ただそのバイオリンは世界的な名器ニコロ・アマティで、株式会社日本バイオリンから貸与されていたものです。

モントリオール国際コンクールで弾いていたヴァイオリンは、ストラディバリウス・ハンマで、実業家の前澤氏から貸与されているものです。

一部の口の悪い人たちからは「貸すなんてけちなこと言わずに、あげればいいのに」というコメントが書き込まれていたりしますが、もしそんなことをすれば困るのは、億単位の贈与税が発生する妃鞠さんのほうです。(^^)/

 

20年ほど前、インドを走るバスの中で、楽器店の社長をしているという女性と面識を持ったことがあって(その方は日本のバイオリンコンクールでは審査員もしているとのことでした)「ストラディバリウスって何億もすると聞いていますが、そんなにバイオリニストって稼げるものなんですか?」と質問してみたことがありましたが、どうも、ほとんどの場合は貸与されているもののようです。

その社長から返ってきた言葉で印象に残っているのは「2億や3億で売りに出されているストラディバリウスがあったら、それは偽物か傷物と思った方がいいわね」でした。(*^▽^*)/~~

 

         

今回は以上です。

 

みんな幸せになりますように。

サイラム<(_ _)>

 

 

 

 

9月21日追記

ついさっき偶然、妃鞠ちゃんインタビュー動画を発見したので以下に貼り付けておきます。

ナレーションや字幕を見る限りでは、9歳の時のインタビューのようなのですが、その顔立ちやしゃべり方から受ける印象が、演奏しているときの彼女が実年齢よりもはるかに大人っぽく見えるのとは対照的に、実年齢よりはるかに幼い子供のように見えてびっくりしました。