私も夫も知りませんでした。
家づくりを考えるまでは。
だけど現在、大切な我が家を作ってもらっているのが、その三菱地所ホームです。
最初に三菱地所ホームを知ったのは三井ホームで建てた人のブログを読んでいた時でした。
そのブログを書いている方は会社の上司の方が三菱地所ホームでお家を建てられ、全館空調の良さを教えてもらい、三井ホームで建築することにしたということでした。
三菱地所ホーム???
注文住宅メーカーは数あれど、聞いたことない。。。
でも、三菱って位だから、大手なの???
で、その三菱地所ホームとやらでも全館空調のお家を建てられるの???
と、早速リサーチ開始。
その頃、三井に傾いていた私は当初の鉄骨構造への憧れ?よりも木造住宅(在来工法ではなく2×4)の方が心地良い我が家を作るにあたって向いているだろうという結論に達してました。
で、どうやら三菱地所ホームの手がける家は2×4がメイン。
全館空調にも力を入れていることがわかりました。
ただ、関東と関西でしか事業を展開しておらず、口コミなどが少ないので情報収集がかなり困難でした。
でも、その少ない口コミのほとんどが好意的なものでした。
割合としては三井よりもずっと好意的な意見が多かったんです。
前述の三井ホームのモデルハウスでのヒアリングですが、当初は新宿に行く予定でした。
三井ホームなら、住宅展示場と名の付くところであればほぼ確実にモデルハウスがあるのですが、そこはシェアの違いでしょうね。。
三菱地所ホームのモデルハウスはそんなに多くはないのです。
でも、駒沢公園の展示場には三菱地所ホームのモデルハウスも3つあるという事で、両社の比較のためにと新宿から駒沢に変更して欲しいと三井ホームにお願いしたのでした。(三菱地所も見たいから。。。とは言いませんでしたけどね。)
当日、時間より早く駒沢に着いた私たちはブラブラした後、三菱地所ホームのモデルハウスに入ってみる事にしました。
この時点で夫はまだ三菱地所ホームについて知識がなく消極的でしたけど、私の一存でほぼ強引に。。。
ずいぶん昔に半分冷やかしでマンションのモデルルームに2人で出かけたことはありましたが、モデルハウスは2人とも初めて。
そして、ここで運命の?出会いがあったわけです。
担当してくれた若い営業Nさん。
ネットでの口コミ通り、紳士的というか、押し付けがましくなく、他社の批判をすることもなく気持ち良く案内してくれました。
三菱地所の先輩オーナーの方々が口を揃えておっしゃるのが「紳士的な営業マン」ばかりだという事だったのですが、それは本当でした。
初めてのモデルハウスにテンションは上がり、さらに全館空調の良さを実感しつつお話を聞きました。
お決まりのアンケート記入はありましたが、それ以上押して来ることもなく、しつこくプランの作成を迫ってくることもなく、夫には好印象だったみたいです。
また、その後に行った三井ホームのモデルハウスが好みではなかったのも三菱好印象に拍車をかけたのかもしれないです。
ヒアリングをしたモデルハウスを含め、三井のモデルハウスを合計4つほど見て帰ろうとしたのですが、さっきとは違う三菱地所のモデルハウスをたまたま見つけたので(駒沢公園の住宅展示場は大きく3つに分かれてるんです。)、入ってみる事に。
するとそのモデルハウスがまた何ともステキで。
2人ともかなりテンションが上がりました。
ヘリンボーン張りの無垢の床。
リビングを囲むようにして作られた造作のソファ。
これが本当に印象的で、2人とも気に入ってしまい、ついには我が家のプランに取り入れてしまったほど。
ダイニングキッチンは代官山蔦屋をデザインした方の作品だそうで、お値段なんと1000万!
さすがに真似っこ出来ないけど、デザインだけじゃなく機能的にも素晴らしく、テンションは上がる一方でした。
案内してくれたのは営業の方ではなく、年配のアテンドの女性でした。
この方がまた、もの凄く落ち着いてらして、嫌味なところも一切なくて。
「弊社では基本となるようなパターンや商品がないフリー設計ですので、シュシュ(三井ホームの商品名)っぽいお家が良いなぁとかいう希望を受けたりもするんですよ~。」なんて余裕の表情で。
どう考えたって、施工数などを見ても三井ホームの方が注文住宅メーカーでは三菱地所の遥か上をいってるはずなのに、三菱地所はそういう次元での勝負はしてないんだと思いました。
よほど自社の建てる家に自信があるんだなぁと、そのアテンドの女性の余裕を感じたのですが、それは夫も同じだったようです。
何しろ、そのモデルハウスを出た時には、夫は「三菱地所でいいんじゃない?」って言い始めた位でしたから。
いやいや、まだ三井にも頼んだばかりだし、とにかくプランを作ってもらってからにしようと説得し、帰ってから早速、三菱地所の営業Nさんにプランを作って欲しいと依頼のメールをしたのでした。