今日の埼玉は概ね晴れ、昨日より湿度が低めで作業がしやすい一日となりました。作業内容は、さつまいものつるたて、サンサンネットでのトンネル作り、農薬まき(人参と小松菜)、乾燥させた稲わらの回収、草取りでした。
私は今日、二つ初めてやったことがあります。それは、さつまいものつるたてと農薬まきでした。農薬の方は噴霧器を使ってまいていきました。はじめはペースは分からず難しかったですが徐々に慣れいいペースでまけるようになりました。
さつまいものつるたての方では を使い畝の間に出たつるを引き上げ、不定根を抜く作業でした。
なぜ不定根を抜くかというと、さつまいもはつるから不定根が伸びそのままにするとつるに栄養行ってしまい肝心の芋になる部分が育たないそうです。(つるぼけ)
また、調べているうちにさつまいもは地力が高い土地ではつるぼけをしてしまうことがわかりました。それは、さつまいもには空気中の窒素を固定し、植物ホルモンを分泌する「ハーバスピリラム」や「アゾスピリラム」と呼ばれる微生物がいます。それらはさつまいもが自ら栄養を作れる仕組みです。故に、地力が高いうえ、自らも生産できるとなれば栄養の過多が起きてしまいつるぼけしてしまいます。
地力が低くても育つということを知ると、自分の中で享保・天明の大飢饉が思い出されました。なんとなく繋がってそうで…想像が膨らみますね!寝る前の想像はこれくらいにして明日も7:30なのでおやすみなさい!!
T.S