今日で静岡実習も終わりです。昨日に引き続き今日も餅つきをしました。
今日は9つしか突かなかったのもありますが、作業に慣れてきて早く作業を終わらせることができるようになったことが嬉しく感じました。
最後はそばを自分たちで作って昼御飯で食べました。そばを1から作ることはなかなか無く、とても貴重な経験になりました。
今回の静岡実習で一番印象に残っていることは実習の受け入れ先であるK先輩がおっしゃった「自分たちは農家であるが自然保護従事者でもある」という言葉です。
お茶農家が減っていくにつれて山が荒れ、獣害や土砂崩れが増えているそうです。
また、その地に住む人たちは協力して山道を整備し、崩れた時なども行政に頼らず自分たちで簡単な修理を行うことができるが、人が少なくなるとそれも出来なくなる。自分の所が続けても周りの農家がやめたら自分達もやって行けないとお話いただいた。
山と農家との関係は自分が農大で学んでいることと関係があることなので、いろいろな農業現場に行くことができる村の会部員としてこれからも考えていきたい事だと思いました。
3日という短い間でしたが、この実習で多くの事を体験させてもらい、考える機会をいただきました。
K先輩やそのご家族の方々には大変お世話になりました。またの機会があればぜひ実習に参加したいです。
H・K