『京大・東田式 頭がよくなる漢字ゲーム』をやってみた | 敷居の低いNLPerブログ 〜Adjustment 村川圭一 公式ブログ〜

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ウチの息子は漢字が苦手です。
正確に言うと苦手なのは漢字だけではないのですが(笑)、一番弱いのは客観的に見ると漢字だと思います。

そこでどうすれば漢字の力が身につくか?ということを考えてみるのですが、いかんせん僕自身が漢字で苦労をした覚えがないので(漢字だけでなく他の教科も苦労知らず)、どうしたものかなあと頭を悩ませています。

これは大人になってから幼なじみに教えてもらったエピソードです。
小学校に上がった前後によく幼なじみと人生ゲームをしていたのですが、幼なじみ曰く、僕と遊ぶことが幼なじみの母親が幼なじみに提示した条件だったらしいのです。
僕は比較的漢字に対して早熟だったため、まだ漢字の読めない幼なじみにとっては(幼なじみの母親にとっても)僕が頼みの綱だったそうな。
それくらい漢字は得意だったんだよね。

そんな僕の小学生時代はというと、漢字には興味を持っていました。
へんとつくりのそれぞれの意味を考えれば漢字が成り立つのが面白かった。
そして何よりその頃から本を読むのが好きだったから(一人っ子だから一人遊びの一環だったんだろうな)、字が読めないとどうしようもないですもの。
小学校低学年の頃に買ってもらった漢字の参考書や漢和辞典をフル活用してました。

だけどそれはウチの息子には当てはまりません。
なにせ僕の頃と違って、本にはルビがふってあるものがほとんどだし、挿絵が多くなったどころか漫画のものも増えてきました。
学校の図書館のベストセラーを見ても、僕らの頃は江戸川乱歩。子供達はかいけつゾロリ。全然違います。

ならば、ゲーム感覚で興味を持たせるしかないか!

ということで、漢字のゲームを探してみました。しかもアナログゲームで。
するとこんなゲームが見つかりました。

き、京大!


『京大・東田式 頭がよくなる漢字ゲーム』です。
http://www.gentosha-edu.co.jp/products/post-133.html
なんでも、パズル研究者であり、パズル作家であり、現役の京大大学院生であるという、東田大志さんが考案されたゲームみたい。
東田大志さんは「ビラがパズルの人」として、パズルの楽しさを広めるべくパズルのビラくばりを全国47都道府県でされているそうな。
http://blog.goo.ne.jp/handbill-puzzle
変わりもんなんだろうけど、ここまで突き抜けてるとすがすがしいです(笑)。

早速ゲームを紹介していきましょう。
ゲーム性はUNOと似たようなもので、手持ちのカードを一番早くなくした人が勝ちです。
まずはカードの紹介から。

漢字カード(イベントカード含む)


漢字カードは「木」「水」「口」「人」が部首になっているものです。UNOでは色で共通性をもたせていますが、このゲームでは部首で共通性をもたせているのがポイント。
カードの下に文章が書いてあるものがイベントカードです。

ダブル漢字カード。


カードに2つの漢字が書いてあるもの。
このカードは「部首」で合わせて出すことはできず、「読み」もしくは「熟語」を合わせて出すことになります。いずれかの漢字が合っていればOKなのですが、知性が必要なカードといえるでしょう。

部首替えカード。


これはUNOで言うところのワイルドカード。
場のカードの部首を変えたい時に出すカードです。

続いてゲームをしている流れで説明していきます。
カードを出しながら、ルールを説明していきたいと思います。

まず場にこのカードが出ました。


「部首」が同じならカードを出せます。


この場合はイベントカードでもあるので、下の指示に従うことになります。
(手札を総入れ替えですね)
なければ場から1枚引いてそれが出せれば出せます。それでもなければ手札が増えていきます。

「読み」が同じでもカードを出せます。


この場合はダイの音読みが一緒なので出せます。
「読み」で合わせた場合は次の人が場から2枚とることとなり、UNOで言うところの「Draw Twoカード」と同じ使い方になります。
UNOと異なるのは続けて出せるところ。同じダイの読みのカードがあれば続けられ、次の人が4枚とることとなります

基本的には「部首」を合わせて出すと考えておいていいでしょう。


この場合は「また2枚かよ…。」だけではありません。


手札の状況にもよるのですが、この場合は「読み」を合わせた出し方でなくても問題ありません。「命名」という熟語でもあるのですから。
「熟語」で合わせて出すときは続けてコンボのように出すことができます。
(人名などの固有名詞でもかまわない)

「命名」から「名人」。「名人」から「当人」もしくは「小人」。


このように出せれば、一気に3枚出せることとなります。
どちらがいいのかは、その時の判断によります。

そしてゲームが進み、残り1枚となった時には「UNO!」と宣言するように「歯医者さんが考えた歯ブラシ、リーチ!」と宣言します。
あっ、「歯医者さんが考えた歯ブラシ」は必要ありません。ただリーチと言うだけでいいです。ふざけました。
言い忘れたら場から2枚とります。

そして部首替えカードでは上がれませんので、要注意。
この辺りもUNOと共通性があります。

こんな感じでゲームが進んでいきます。
UNOとは戦略性は一緒だけど、漢字に対する知識も必要。
小学生の息子向けに国語辞書などを用意しながらやっています。
これで少しでも漢字に興味を持ってくれればうれしいのですが。

でも本心は、勉強する習慣を身につけてくれる方がうれしいです。
でないと、僕のようにどんどん学力が落ちていきますから(笑)。

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