前回のカランメソッドの続きです。

今日はカランメソッドのデメリットとその対応策について、お話します。


1.言いたいことがいえるようにならない

これはカランメソッドのデメリットとして一番言われることです。


カランは言われた質問を繰り返して返答するので、自発的な答えはあまり求められません。

そのため、言いたいことが言えるようにはなりません。


2.実用的ではない表現が多い

実用的ではない表現が多いというのも確かです。

猫のヒゲの役割を話す文などありますが(しかもかなりの長文)、永久に使うことはないでしょう。他にも、文法を英語で説明させる質問も多いですが、あまり実用的ではないですね。

一方でビジネスカランは実用的な表現が多いです。


3.不自然な表現がある

時々不自然な表現があると言われております。

日本語→英語と訳した場合にこんな表現はしないだろうと思うからかもしれません。私はこれに対してはそれほど不自然には思っていません。

ネイティブからすれば、日本語→英語の英語の方が不自然に感じているかもしれませんガーン

また、ステージが後半になると、かなりの長文になりますが、日本語訳すると、かなり珍妙な感じになります。



例えば

The kind of things HR department of a company is responsible for  are ...

日本語訳すると、

会社の人事部が責任のある種類のことは...がある。


日本語で会社の人事部ということはまずないでしょう。なぜなら、人事部は会社にあるのが自明なので、こんな表現はしないためです。また、種類の事とも言わないでしょう。これが不自然に感じる一因かと思いますが、ネイティブはkind of things等しょっちゅう使います。


英語と日本語は根本的にルーツが違いますので、英語は英語で考えて作るようにしないとこの違和感からは抜け出せないかもしれません。


また、日本で習う英語はアメリカ英語なので、そこも違和感を感じる所以しれませんね。

ドイツはイギリスが近いので、イギリス英語なので、カランはとても私にとって有益ですねニコニコ


ということで、このデメリットに対する対策ですが、

短時間でもいいので、AIを使って会話することです。


Pi.Ai

これはChat GPTのようなAIですが、相手の回答が

音声出力が可能です

※Chat GPTは音声しません。

普通に質問するとやたらに長い回答をしますので、

細かい条件設定も含めて、英語でやってみましょう。

日本語出力もありますが、かなりひどいですえーん


AIで勉強できるなんてホントいい時代になりましたね。