行手に大きな壁が
行手に大きな壁が立ち塞がった場合、賢い旅人はどうするか?
壁を壊そうとか、危険を犯してよじ登ろうとはしないでしょう。
おそらく、効率的な周り道をすぐに見つけるだろう。
自分の持ち合わせるスキル、体力、もちろんパワーではどうにもならないとわかったら、決してその壁に挑んだりはしないわけです。
今日の心境は、まさにこれです。
小さい、小さいことだけど、近づいた宿泊研修の部屋決めを、当事者には決めさせずに、学校がランダムに決めるというルールが上から降ってきました。
生徒たちにとってはなかなか気になるところ。
そして、これまでの引率教員は、この機会に生徒たちの調整力を引き上げ、話し合いの場を提供して発言力を磨いてきたんだけど。
それが、現場外のお偉いさんの鶴の一声で決まったと。
すでに別のグループでスタートしているため、変えようもないというのが、夕方はっきりしました。
さて。明日、クラスにはなんと説明しようか。
変えようがないものには、賢い周り道を。
一晩考えます。