梅雨に入り、なかなかカラッとした天気になりません。


こんな梅雨の合間、長野県飯田市にある風越山に行ってきました。


中央アルプスの南端に位置するといえば聞こえがいいですが…

中央自動車道ガード下から今宮球場越えの風越山

画像をみても判るように、このあたりから登山が始まっている感じです。

風越山はいろいろなコースがあるようですが、今回押潤ルートからスタート。

全般的にコースは整備されており、歩きやすかった印象です。

途中ガレ場もありました。

風越山は頂上までは800メートルほどありますが、ルートを次第ではハイキング的コースのようです。

現在場所の石灯籠から概ね右側のコースを登り、頂上を目指します。

虚空蔵山(こくぞうさん)
標高1130メートル

ここは風越山の頂上に向かう途中にある山で、道中景色を見ることができなかったので、期待をして寄ってみました。

ここからは飯田市内、遠く天竜峡方面が望めます。

虚空蔵山から下ったところに延命水が


登山者に命つなぎの様な水が出ているので名付けられたそうです。

地下水だけあって冷たかったです。

ここはベニマンサクの自生地です。

ベニマンサクはマンサク科の落葉低木で、マルバノキともいわれる日本の固有種です。葉が円く紅葉が美しいことが名前の由来とされ、秋に赤い花が咲き、紅葉と葉を同時にみることができるそうです。


展望台があるので景色をみると

先程より、標高が高くなった感があります。

新展望台が整備中とのことで気になったのてこちらも寄ってみました。


ここが新展望台、景色をみると




こちらのほうが広く見渡わせます。

真ん中は天竜川なのですが、その真ん中あたりにリニア新幹線の工事現場もみることができます。

伊那山地まで見ることができましたが、残念ながら南アルプスまでは見えませんでした。


国重要文化財 白山社奥宮

頂上へ行く手前には急な上り坂が…

ここは鎖を蔦って登ります。

風越山頂上1531メートル

これだけ標高があると登山口より涼しく、半袖で汗をかいた状態では少々寒く感じました。

登山口より3時間弱でした。

下山途中、小雨に降られましたが、何とかなりました。

砂払温泉

帰りはここで汗を流しました。

飯田市はりんご並木で有名ですが、ベニマンサク、紅葉とより赤のイメージを感じました。きっと秋は赤く染まった山々、街並みなんでしょうね。