当時の伊勢台風の様子の写真展が名古屋市博物館で開催されていたので行ってきました。
名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1
東海地方在住ですが同博物館に行くのは実は初めてです。
伊勢台風は昭和34年9月26日、犠牲者5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)の大型台風では過去最大の被害のあった台風です。
なぜ、私が伊勢湾台風の写真展に行ったかというと…
私は小学校時代、名古屋市港区に住んでました。歴史的にみると伊勢湾台風の被害にあった地域。当時2階建の校舎の1階と2階の間の外壁すじ状の線は水が浸かったことを物語っていました。(今現在はその校舎はありません)
当時同市南区に住んでいた私の従姉は水害で屋根の上で助け待ったと聞いております。
そんな伊勢湾台風に関する教育を受けていたこと、そして先日の関西地方を直撃した台風21号被害映像を目にしたことがきっかけです。
台風規模的には先日の21号のほうが大きいようです。
館内は撮影できないのでコマーシャル用の画像にて
写真以外にも当時の被災地の小学校文集も紹介されてました。原文は保存状態もよく、リアリティーがありました。
来年は伊勢湾台風から丁度60年。
名古屋市は後世に伝えるために、貴重なる当時の文集を募っているようです。(年齢的には70歳後かなと)
他に興味を持ったのは横井庄一さんのグアム生活で使用したもの。
横井庄一さんは太平洋戦争終結から28年目、グアム島で発見された残留日本兵として知られる人物。愛知県出身。1972年に「恥ずかしながら帰って参りました」がその年の流行語にもなりました。展示品は撮影不可なのですが、検索すると紹介されているのでご興味がある人は調べて下さい。