第12回 市民講演会が11月28日 豊橋市公会堂で開催されました。

講師 は元、女子ソフトボール日本代表監督の宇津木妙子さん。



現在は

NPO法人ソフトボール・ドリームの理事長

2014世界野球ソフトボール連盟の理事

等々。2020年、東京オリンピックの復帰活動を行っているようです。


宇津木妙子さんといえば

シドニーオリンピック、アテネオリンピック女子ソフトボール日本代表監督。

その監督時代に高山樹里、上野由岐子、宇津木麗華を育てた人物。

北京オリンピックな女子ソフトボールの解説者。


実物の印象は監督時代の厳しくうるさいおばさんというイメージではなく、言葉を選びながら話す優しそうな姉貴。

講演内容は

DVDによる日本代表監督時代の活躍の様子。北京オリンピック女子ソフトボール金メダルのときの解説の様子。日本全国、世界各国ソフトボール普及の様子。

講話は中学、高校、社会人現役時代から社会人、全国日本監督時代、監督引退後のソフトボールを通じての社会貢献活動の紹介。


シドニーオリンピックの決勝戦の対アメリカ戦、先制し先発投手が絶好調だった為、
続投させた直後にアメリカに同点にされ、
最終的にはエラーで全日本は優勝を逃している。

直接的にはエラーした選手の責任。しかし、選手はこのようなゲームを作った9人選手の責任と思うだろう。しかし、宇津木さんは続投させた監督の責任といっている。交代すれば金メダルをとっていただろうとまでいっていました。

アテネオリンピックでも金メダルがとれず、北京オリンピックのときに全日本ソフトボール協会は監督を交代させた。ある意味、宇津木さんは責任をとった形です。

この責任転嫁は今の教育問題とも共通していることを訴えてしました。モンスターペアレンツのこと。日常の理解し会える親子の会話の重要性。これは現役時代の親、仲間、監督との関係から学んだようです。

監督引退後の大きな転機は東日本大震災です。全日本の監督時代に訪れた全日本チームのサイン入りレリーフが残っていたのをみて、再び歩み出したようです。ソフトボールを通じての社会貢献。

自分は今後、どのように社会貢献できるだろうか?