え~、鳩の話もあったMCの続きです。
鳩の話の前、かしゆか嬢がトコトコっとメインステージからセンター側通路に降り、さらにその通路からも降りて姿を消しました。
あれあれ?と思っているとあ~ちゃんが種明かし。
自慢の髪の毛に乱れが生じたそうで、スタッフから整えるから裏に、と呼び出しがあったそう。
「大事なゆかちゃんの髪の毛が」
とはのっちの言葉。のっちの口から普通の呼び方として「ゆかちゃん」という言葉を聞く日が来ようとは。
「大事な?」
と、あ~ちゃんが聞き返すと、
「いや、ほらね、商品化されるかもしれないわけだし」
どうやらDVDのことを言っているようで(僕は初めシャンプーのCMのことでも言ってるのかと思いました)、まだ話が詰まってないのか、あ~ちゃんはその点については踏み込まずにスルー気味。
のっちが「あたしは?」と自分の髪の毛を気にすると
「ぐっちゃぐちゃ」
と言って前髪を直す優しさ。毛づくろいをする猫同士。
で、鳩の話が始まってしばらくしてからかしゆかが再登場。
今回のコンサート、各方向のファンに満遍なく近づいていったこともあってMCがいつにもましてグダっとした感じだったんですが、それは、あ~ちゃん話し手 →かしゆか聴き手、というここ最近のわりときっちりとしたMCの仕切りではなく、あ~ちゃん話し手→のっち聴き手、というスタイルの仕切りになっていたこ との影響が大きかったのではないか、という気がしました。
かしゆかは、とにかく大事なアヤちゃんに気持よく話をさせることを心がけているので、たとえば、鳩の巣の小ささに対してのっちのように観客に伝わるまで聞き返す、ということはしません。
なんならあ~ちゃんに代わって分かりやすく翻訳するくらいのことはしたでしょう。
かしゆかは、通路の先まで歩く時に観客に笑顔を向けて手を振る、いつもながらの細やかな心遣いを見せる反面、アンコールで登場した時の、非常に印象的な挨拶の他にはMCの時の印象があまりありません。
変な言い方なんですが、黒い部分をまるで見せず、ずっと白いままだったような気がします。
一歩引いたような印象でした。
MCの終わり、あ~ちゃんが親指と小指だけを伸ばす、いつもの振りを見せながら
「こんな曲をやりたいと思います」
と、言った時のこと。今までのライブ経験からいくと、その動きがどの曲を表しているかは明らかですから、観客席から「うぉー」とでもいうようなどよめき込みの歓声が上がる、と思いきや。
それほど歓声が上がらなかったような記憶が残っています。
盛り上がりました、盛り上がりはしたんですが、Perfumeとファンにとって特別な距離感を持つはずのこの曲の前フリとしては、中程度の盛り上がり。
これは「GAME」の時も必殺コンボの時も、ずっと後、アンコール前のラスト曲の時にも感じたことなんですが、どうも今までとは、観客の盛り上がりどころが違うぞ、と。
丸々2年ぶりの「GAME」、同じくツアー「GAME」以来の神つなぎ必殺コンボ「シティー→エレワ」、そして「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」、一瞬だったとは言え「揺れてーーー」の時も「次はPerfume!」と前触れがあった時も。
「いよっ、待ってました!」的な盛り上がりではなかったように感じました。
おそらくPerfumeが、自信を持ってセットリストに盛り込んだはずの「鉄板」のキラーチューンが、特別扱いのない、ごく普通にノリのいい曲として受け入れられていたような。
パーフェーク スター♪
と歌って、例のポーズ、振りをステージでPerfumeがしている時にも、さすがにアリーナ席は綺麗に揃って手が上がり、振られていたんですが、僕のいた 一塁側スタンド席の一部では、この指の形や、腕を上げて振ることの意味、意義が分からない様子だった人、まわりがそうしているから自分も一緒にやってみ た、という感じの人も少なからずいたように覚えています。
かえって、この曲の後の「Dream Fighter」のイントロが流れた時の方が、会場全体が盛り上がったくらい。
今回のライブでは、とにかくファンに楽しんでもらおうというチームPerfume全体の意志と姿勢を感じました。
スムーズな進行を放り投げるように、時間がかかっても各方向のファンへPerfumeが動いて近づいていったこと、盛り上がりの代償のようにファンの体力 を消耗させるキラーチューンの連続が、「VOICE→シティー→エレワ」という一箇所だけだったこと、あ~ちゃんの「不安の吐露」が無く、感謝の言葉だけ が述べられたこと。
そして、各年代の人気曲が、4~5曲ずつバランスよく選ばれて、しかも「love the world」以降のシングル曲を全て盛り込み、どの時代からのファン世代でも楽しめる内容にしたセットリスト。
エンターテインメントに徹したコンサート、それが東京ドーム公演でした。
しかし、Perfumeが自信満々で、プレゼントのように盛り込んだつもりの一部の曲の受け入れられ方は、もしかしたら、Perfumeの思惑とは違う受け入れられ方をしたのかもしれないな、と感じました。
東京ドームを埋め尽くした(どこを見渡してもギッチリ、嬉しかった!)ファンの、すでに無視できない割合のファンは、Perfumeの音楽と彼女たちの活動史を、直接結びつけることをしない新しい世代なのかもしれない、と。
そして、ここまで急速にファン層が更新されていたとは、チームPerfumeも計りきれていなかったのかもしれない、という気がします。
さて、コンサートはいよいよ恒例、PTAのコーナーへ。
西脇保育士、踊りのレパートリーを増量してきました。
おじさん、恥ずかしくて踊りきれませんでした ▽#・w・#▽
鳩の話の前、かしゆか嬢がトコトコっとメインステージからセンター側通路に降り、さらにその通路からも降りて姿を消しました。
あれあれ?と思っているとあ~ちゃんが種明かし。
自慢の髪の毛に乱れが生じたそうで、スタッフから整えるから裏に、と呼び出しがあったそう。
「大事なゆかちゃんの髪の毛が」
とはのっちの言葉。のっちの口から普通の呼び方として「ゆかちゃん」という言葉を聞く日が来ようとは。
「大事な?」
と、あ~ちゃんが聞き返すと、
「いや、ほらね、商品化されるかもしれないわけだし」
どうやらDVDのことを言っているようで(僕は初めシャンプーのCMのことでも言ってるのかと思いました)、まだ話が詰まってないのか、あ~ちゃんはその点については踏み込まずにスルー気味。
のっちが「あたしは?」と自分の髪の毛を気にすると
「ぐっちゃぐちゃ」
と言って前髪を直す優しさ。毛づくろいをする猫同士。
で、鳩の話が始まってしばらくしてからかしゆかが再登場。
今回のコンサート、各方向のファンに満遍なく近づいていったこともあってMCがいつにもましてグダっとした感じだったんですが、それは、あ~ちゃん話し手 →かしゆか聴き手、というここ最近のわりときっちりとしたMCの仕切りではなく、あ~ちゃん話し手→のっち聴き手、というスタイルの仕切りになっていたこ との影響が大きかったのではないか、という気がしました。
かしゆかは、とにかく大事なアヤちゃんに気持よく話をさせることを心がけているので、たとえば、鳩の巣の小ささに対してのっちのように観客に伝わるまで聞き返す、ということはしません。
なんならあ~ちゃんに代わって分かりやすく翻訳するくらいのことはしたでしょう。
かしゆかは、通路の先まで歩く時に観客に笑顔を向けて手を振る、いつもながらの細やかな心遣いを見せる反面、アンコールで登場した時の、非常に印象的な挨拶の他にはMCの時の印象があまりありません。
変な言い方なんですが、黒い部分をまるで見せず、ずっと白いままだったような気がします。
一歩引いたような印象でした。
MCの終わり、あ~ちゃんが親指と小指だけを伸ばす、いつもの振りを見せながら
「こんな曲をやりたいと思います」
と、言った時のこと。今までのライブ経験からいくと、その動きがどの曲を表しているかは明らかですから、観客席から「うぉー」とでもいうようなどよめき込みの歓声が上がる、と思いきや。
それほど歓声が上がらなかったような記憶が残っています。
盛り上がりました、盛り上がりはしたんですが、Perfumeとファンにとって特別な距離感を持つはずのこの曲の前フリとしては、中程度の盛り上がり。
これは「GAME」の時も必殺コンボの時も、ずっと後、アンコール前のラスト曲の時にも感じたことなんですが、どうも今までとは、観客の盛り上がりどころが違うぞ、と。
丸々2年ぶりの「GAME」、同じくツアー「GAME」以来の神つなぎ必殺コンボ「シティー→エレワ」、そして「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」、一瞬だったとは言え「揺れてーーー」の時も「次はPerfume!」と前触れがあった時も。
「いよっ、待ってました!」的な盛り上がりではなかったように感じました。
おそらくPerfumeが、自信を持ってセットリストに盛り込んだはずの「鉄板」のキラーチューンが、特別扱いのない、ごく普通にノリのいい曲として受け入れられていたような。
パーフェーク スター♪
と歌って、例のポーズ、振りをステージでPerfumeがしている時にも、さすがにアリーナ席は綺麗に揃って手が上がり、振られていたんですが、僕のいた 一塁側スタンド席の一部では、この指の形や、腕を上げて振ることの意味、意義が分からない様子だった人、まわりがそうしているから自分も一緒にやってみ た、という感じの人も少なからずいたように覚えています。
かえって、この曲の後の「Dream Fighter」のイントロが流れた時の方が、会場全体が盛り上がったくらい。
今回のライブでは、とにかくファンに楽しんでもらおうというチームPerfume全体の意志と姿勢を感じました。
スムーズな進行を放り投げるように、時間がかかっても各方向のファンへPerfumeが動いて近づいていったこと、盛り上がりの代償のようにファンの体力 を消耗させるキラーチューンの連続が、「VOICE→シティー→エレワ」という一箇所だけだったこと、あ~ちゃんの「不安の吐露」が無く、感謝の言葉だけ が述べられたこと。
そして、各年代の人気曲が、4~5曲ずつバランスよく選ばれて、しかも「love the world」以降のシングル曲を全て盛り込み、どの時代からのファン世代でも楽しめる内容にしたセットリスト。
エンターテインメントに徹したコンサート、それが東京ドーム公演でした。
しかし、Perfumeが自信満々で、プレゼントのように盛り込んだつもりの一部の曲の受け入れられ方は、もしかしたら、Perfumeの思惑とは違う受け入れられ方をしたのかもしれないな、と感じました。
東京ドームを埋め尽くした(どこを見渡してもギッチリ、嬉しかった!)ファンの、すでに無視できない割合のファンは、Perfumeの音楽と彼女たちの活動史を、直接結びつけることをしない新しい世代なのかもしれない、と。
そして、ここまで急速にファン層が更新されていたとは、チームPerfumeも計りきれていなかったのかもしれない、という気がします。
さて、コンサートはいよいよ恒例、PTAのコーナーへ。
西脇保育士、踊りのレパートリーを増量してきました。
おじさん、恥ずかしくて踊りきれませんでした ▽#・w・#▽