なう、のほうには書いたんですけど、タカさんのPerfumeに対する扱い方が穏やかで優しかったのは、Perfume自体にさほど興味がなかったから、だと思われます。


食わず嫌い王、というコーナーを見たことのある人は多いでしょう。

とんねるずさんの笑いと言うのは基本的にはパターンの笑い、システムの笑い、ですからたとえば食わず嫌い王というコーナーに出るなら、そのコーナー用に自然と出来上がった数パターンのうちの一つ、流れに沿った進行に、ゲストは乗せられることになります。


タカさんサイドに出てくる女性ゲストがタカさん好み、興味津々の相手なら相手方、ノリさんサイドの男性ゲストには軽く扱っても問題のない、後輩にあたるお笑いタレントさんなどがあてがわれ、邪険に扱われながら笑いをとり、その合間にタカさんが女性ゲストのご機嫌を取る、というパターンなんかがよくあるものですよね。


今回のPerfumeの、というよりは東北楽天のエース田中投手の際のパターンというのは、何年か前に星野仙一さんと伊東美咲さんが対戦した時のパターンそのものでした。


かつて野球少年であり、甲子園を目指した高校球児であり、現在でも熱心なプロ野球ファンであるタカさんは、プロ野球選手に対して非常に敬意を払い、熱心にプレー中の、あるいは球団内での裏話などを聞き出します。


野球にタカさんほどの関心を持たない若い女性ゲストは大体において「ふ~ん、そうなんだ」とでも言うような顔をして相槌を打つ程度にしかタカさんと男性ゲストの話に関わることができず、その分丁重に扱われはするものの、コーナー自体が爆笑の連続であるとか、そういう方向では盛り上がらないままに終わります。


伊東美咲さんが出演した時には熱心に星野さんの話に聞き込みすぎて、さすがに申し訳なく思ったのか、伊東さんに対して「なんかすみませんね、星野さんの話ばかりになってしまって」という意味の言葉をタカさんがかけていたほどでした。


今回の、PerfumeファンからするとPerfumeが出演した食わず嫌い王、は実は東北楽天のエース田中投手の出演した人気コーナーに、同世代であり、このコーナー初出場という新鮮味があり、写真集やDVDの発売が近づいて宣伝のタイミングとしては申し分のないPerfumeが、当てられた、と見るべきなんでしょう。


ただ、思わぬ効用もありました。


石橋貴明さん、木梨憲武さん、そして現役のプロスポーツ選手である田中投手に囲まれたPerfumeの体格の華奢さ、みたいなものが画面上で強調されたことです。


180cmを超える長身というだけでなく、肩幅もガッチリとしたタカさんの隣に座るあ~ちゃんの、なんとこぢんまりとしたことか。

あ~ちゃんは頭が小さいので、顔の大きな人の隣にいると遠近感がどうかしたのか、と思うほどに小さく見える時があるんですね。


スレンダーなかしゆか、スタイル抜群ののっち、グラマラスなあ~ちゃん、という通常のイメージに関係なく、三人が三人とも小作りな体格の、可愛らしいお嬢さん達である、ということがテレビモニターの前の、Perfumeファン以外の視聴者に、とてもわかりやすく伝わったのではないか、と思います。


それにしても、僕は絶対にかしゆかだと思っていたので、あ~ちゃんが提出した食事が答えだったのは予想外。


ネイチャーガールのっちに食べ物の好き嫌いというイメージはほとんど感じませんけど、あ~ちゃんは確かに色々なものに対する好みがはっきりとしていそうではあります。


○○○○がダメ、だとすると外食時にはけっこう選択の幅が狭められるような気もします。

二郎系のラーメンなんて、まずダメなんだろうな。


Perfumeは、これから年末の音楽番組を中心にしばらくテレビ出演が続きそうです。


来年にはmーonで、10周年を記念した振り返りトークを中心にした番組もあるそうな。


考えてみれば来年の結成10周年がこれだけ強調されている、ということはけっこう積極的に活動を繰り広げそうな気がしますね。

楽しみにしていましょう ▽・w・▽ノ