流星ワゴン                             重松 清


本日,サービスデー                        朱川湊人 


COWHOUSE                         小路幸也


空を見上げる 古い歌を口ずさむ              小路幸也 


東京公園                             小路幸也


21                                 小路幸也


流星の絆                             東野圭吾


黒と白の殺意                           水原秀策


トーマの心臓                            森 博嗣(萩尾望都 原作)


運命の書 上・下                         ブラッド・メルツァー 著 越前敏弥 訳



今回も10冊。


どんだけ小路幸也さんを読むんだ、というツッコミは当然、でもこの人の作品はいいですよ。


というわけで、けっこう同じ路線の「流星ワゴン」も借り、路線は違えど図書館の本棚で見つけたらとにかく借りておけ=東野圭吾さんの人気作「流星の絆」。


流星つながりは偶然。


朱川さんは皆さんご存知ですか?

あまり話題にならなかったみたいですが、この方すでに直木賞作家さんです。

基本ホラーから出発して昭和レトロな雰囲気な人情話を得意とされている、という印象ですね。

この「本日、サービスデー」は現代を舞台にした物語。


トーマの心臓が、小説化されたのにも驚いたけど、森さんが、というのも驚き。

少年を描くのなら、恩田さんという手もあったんじゃないかって、まだ読んでもいないのでなんとも言えないのですけれど(ちょっとアニメ版化物語風)。


水原さんは、現代ではかえってむずかしくなってしまったストレートなハードボイルドを描く作家、プロ野球界を舞台にした作品が二つ、これは囲碁界を舞台にしているらしい。

竹本健治さんにも囲碁将棋界を舞台にしたミステリーがあったな、そういえば。

            

ブラッド・メルツァーはなぜか最高権力の周辺を書くのが好きみたい。

これは、「ダヴィンチコード」系、陰謀史的薀蓄情報満載なノンストップサスペンス「ちょっとサイレンスジョー風味」な感じ。

ベストセラーのフォーマットに忠実な作品。

まあそれだけにハズレは無いだろう、久々に海外の作品が読みたくなって肩慣らしに借りました。

いきなりクリストファー・プリーストってのもきついか、と思いまして。


さて、読むぜ ▽・w・▽