午前8時25分、セットしたiphoneのアラーム音で目覚める。
5日の夜もブログを更新した後午前三時くらいまでは起きていて、とにかく身体を休めようと身体を横たえ、でも眠れず、また寝不足で東京をぶらつくことになるか、と半ば覚悟を決めていたのに、いつのまにか熟睡していたらしい。
午前三時まで起きていて何をしたか、というと今日の予定を立てていた。
宿泊はいつものネットカフェ、神田からどのルートを選択してどこに行こうか。
今回は愛加さんのライブと、もう一つ古本屋巡りを目標としていた。
神保町や高田馬場から早稲田通りに続く古本屋街は何度も足を運んでいるし、今回は別の古本屋街を。
そう思って検索すると、同じ神田でも神保町じゃなくて小川町、あと文京区本郷、東京大学正門前を通る本郷通り沿いにも固まってあるようだ。
午前9時前に神田駅前を出発しても早すぎて店が開いていなかったら困る。
ぶらぶらとのんびり歩いて、本郷でも小川町でも午前10時過ぎくらいに着くのに最適なルート。
昼食は出来れば神保町のキッチン南海で食べたいから、まず本郷まで行き、そこをぶらついて戻って小川町、神保町。
このルートでたくさん本を買うぞ、と思って寝た。
寝て目が覚めてネットカフェを出ると、雨。
やられた。
昨日お台場で見たきれいな夕陽は何だったんだ。
早くも憂鬱になり、神田駅前吉そばで朝っぱらから油っこいかき揚げ天ぷらそば大盛りを食べる。
お前、憂鬱で大盛りにするか。
神田駅前から続く17号線を北上、神田須賀町の交差点でいったん左折、小川町の見当だけ付けるために少し歩く、でも古本屋らしきものなんて何も無い。
そこから御茶ノ水駅前を抜けて本郷通りへ戻り、ひたすら東大を目指す。
赤門前に到達する前に早くも古本屋さん発見、その時そろそろ10時ころ、ということもあって開店の準備中、かるくひやかす。
幸先がいいじゃないか、と思った。
これは欲しい本入れ食いだな、と。
僕のイメージする、新刊本や文庫本を安く売るイメージの古書店は、本郷通りにはなかった。
学生向けのリーズナブルなランチを出す飲食店が立ち並び、時折ぽつんと古本屋さんが現れるものの、みんな専門書店。
大抵古本屋さんというのは専門分野が決まっていて、値の張る古書を取引するのが本来の商売、僕があてにしているような元新刊本の初版ものが店先に驚きの低価格で置いてある、なんて商売はあくまでも客引きのための餌。
さすが最高学府の街、本郷の古書店はストイックに冷やかしの客を拒む。
しかたなく観光に気持ちを切り替える。
まずはカフェレストラン「バンビ」の和牛ハンバーグステーキデミグラスソース680円、ライス大盛りサービス、ご覧の通りどちらかというとライスメインみたいになってます。
次に画像が、本郷薬師、ひっそりと建ってました。
続いてが樋口一葉ゆかりのお寺、法真寺。
で、ランチを食べたあとくらいから急激に雨脚が強くなってきたので東大正門から入って安田講堂を見上げながら東大病院のバス停へたどり着き雨宿り。
上野行きと御茶ノ水駅行きのバスをそれぞれ三本ずつくらい見送っているうちにようやく雨が小降りに。
再び歩き出す (・~・)