ようやく全貌が明らかになった「NIGHT FLIGHT」。


今作は特に3人の歌声を使い分けが大胆になっている、ユニゾン部分をこれまでに比べて少なめにして、ソロパートの細かなつなぎ合わせで曲を構成しているように感じています。


で、今日からのエントリーでは各パートで誰がどの箇所のソロパートを担当しているか、を探り当てていこうじゃないか、と思っています。


とは言ってもですね、音源でソロパートに感じてもライブでのパフォーマンスを見ると実は二人で歌っていたなんてこともあるので、そこらへんの間違いに関しては見逃してください、お願いだから見逃してください。


あ、それかどうです?みなさんもコメント欄で、いや、ここはのっちじゃなくてあ~ちゃんだろう、馬鹿言えそう聞こえて実はかしゆかなんだよ、とか参加してみません?


なんでこんなことを思いついたかと言えば、繰り返しエンドレスでずっとずっと聴いて、あらためて3人の歌ってなんて素晴らしいんだろう、と感じたからなんです。


新曲制作の際、スタジオ入りした3人はおそらく仮歌が入った状態のごくシンプルなデモ音源を渡され、それから割とすぐに歌入れ、ということになるようです。


中田さんはあまり具体的な歌唱指導、指示は出さないタイプのディレクターのようですから、音源に収録された3人の歌い方、というのは基本的にはメロディーや歌詞から3人がそれぞれに解釈したもの、と考えることが出来るだろう、と思います。


Perfumeのサウンドが僕たちファンの心に響くのは中田さんのサウンドに対する3人の音楽的な解釈が非常に、いいですか、ヒジョーに優れているからなんじゃないから、と普段から思っていたんです。

それこそが中田プロデュースのワークスの中でPerfumeの作品が圧倒的多数の支持を受けている理由の重大な一つなんじゃないか、と。

だから音源を多用するライブパフォーマンス「リップシンク」が成立するのだ、と。


Perfumeは着実に、作品ごとに成長を見せていてそれが具体的な形となっているのが歌唱パートの充実ぶりである、と僕は思います。

Perfumeは現代を代表する素晴らしいボーカルユニットなんです。


さて、今回の企画はオープン企画、もし気に入ってくれた方がいるならご自由に参加なさってください。

楽しみませんか?


2009年はPerfume勝負の1年、色々なことがあり、色々なトラブルが起こり、ゴシップが溢れ、それはこれからも続くかもしれません。


そのたびにPerfumeファン同士が「俺はお前と意見が違う」といがみ合い、トラブルの犯人探しをし、異端審問を繰り返している場合ではない、と俺は思います(自分の経験から考えても、それをしたところでハッピーにはなりませんから)。


俺たちファンは、あの3人娘やその仲間たちの吹く笛の音に踊る道化です。

どうせなら楽しく踊りましょう ▽・w・▽