ふ~、実はこれは2回目の記事、最初に書いた分はネットの深海に消えてしまいました…
や、約束のアラベスクです(泣かねーぞ)。
「ハローミスターモンキー」でも「フライデーナイト」でも「ペパーミントジャック」でも「ミッドナイトダンサー」でも「恋のメリーゴーランド」でも「ビリーズバーベキュー」でもなくこの曲を。
女性三人組のダンスミュージックユニットであるアラベスクは西ドイツ(当時)から発信されたユニットで、この頃には英語圏の市民ではないグループ、ユニットが英語の歌を歌ってヨーロッパ中で曲をヒットさせる、ということがよくありました。
彼女たち、本国西ドイツではあまり人気が出なかったようで、ヒットチャートの上位に食い込めた曲は一曲だけ、日本で人気が爆発したのをきっかけにアジア各国でも人気が出て、独自のマーケットを切り開いていたみたいです。
ウィキペディアを覗いてみますと、元々は西ドイツの実業家が他の音楽ユニットの活躍に刺激を受けて始めたプロジェクト、なんだそうでマーケットリサーチみたいなものは結構ちゃんとしてたみたいですね。
さて、このアラベスク、みなさんに紹介しているものの、僕はあまり好きじゃありませんでした(笑)。
なんかね~、当時日本ではやたらと人気があったんですけど、なんか心に響かなかったんですよね、売れ線と言えばモロに売れ線だし。
70年代後半から80年代にかけて、日本には独自の洋楽チャートが存在してました。
海外ではさほど人気があるわけでも音楽的な評価を受けているわけでもないのに、日本ではやたらと人気が出たり曲が大ヒットしたり、というロックスターや音楽ユニットがたくさんいました。
ビルボードチャートの上位に食い込んでくることのほとんどない、これらヨーロッパ発信のダンスミュージックユニットによる作品は、日本という小さいけれども経済効率のよいマーケットの中で着実に売れていきます。
というわけで、次回はガールズユニットつながりでノーランズ姉妹(ノーラン姉妹でノーランズ?)を紹介します。
あ、どうでもいいことですが、この動画の中のセンターでリードボーカルのサンドラくん、この時17歳なんだそうです。
早く売れて良かったね ▽・w・▽