今回は代々木も迫ってますし、明日には麻由美さんのステージを観に行きますので感想といっても簡単に済ませます。
ただし、ネタバレ、というのならそれはネタバレするでしょうから、ご注意を。
若い女の子ほどちょっと前の自分の姿を見た時に
「若～い」
というものなんだな、と改めて感じたのがまず冒頭。
たしかにのっちはふっくらとした頬がすっとなって大人びてきましたけどね、あとはメイクじゃないのかな、という気もします。
１９３本の映像素材から、というあ～ちゃんの言葉にまずびっくりしました。
そんなに隠してたのか。
出してくれ、頼むよ、お金ならなんとか工面するから、とモニターを拝んでしまいました。
どのアイドル、アーティストでも、そんなに映像に残しているものなんですかね。
Ｐｅｒｆｕｍｅはちょっと特別なんじゃないか、という気がします。
そういう映像でまとめて編集した、と分かっていても、３人の楽しそうな姿と、楽しそうにしている自分たちを見てなお幸せそうに笑う３人の声（副音声）、がさらに僕を幸せな気持ちにさせてくれます。
映像の内容は、各地をリリースイベントで回った時のものを中心に、ＰＶ撮影時のエピソードやあとはＰＴＡのＭＯＶＩＥとダブる映像が少し。
上海へ写真集を撮影に行った時のものもありましたね。
ここでも映像が美しいのにビックリ。
動画サイトでは味わえない感動があります。
もうすでに他の方も書いておられますが、のっちの涙を見られたのは貴重でしたね。
アルバムＧＡＭＥが、オリコンランキング１位を獲得したことを祝って、スタッフからケーキを贈られた時のエピソード。
あ～ちゃんらしく、おおっぴらに泣くその横で、顔を手で覆うようにして声を押し殺して泣くのっち。
二人を見守るようにそばにいるかしゆか。
ああ、これがＰｅｒｆｕｍｅの普段なんだろうな、と感じられる映像。
しかも、その映像を観て、また泣き声になる副音声。
あ～ちゃんが泣きながら感謝の気持ちを喋って、そのあ～ちゃんをじっと見つめるのっちの目、が好きです。
なんて色々な感情を宿した目なんだろう。
かしゆかがちょっと背後からの映像になって表情が分かりにくいのが残念でしたね。
まるで自分もあの場所にいたような、切ない気持ちになりました。
これからも応援しよう、声を限りに声援を送ろう、と素直に感じられますね。
あ～ちゃんやかしゆかが、あの年齢にしてはしっかりしすぎている面があるので、どうしてものっちはちょっと頼りないみたいなイメージがあるようですけど、一番歳相応の普通の人、というように僕は感じています。
そののっちが、「ダイジョウブデス」と言った相手の福岡さん。
福岡毅さんは、アミューズ第一マネージメント部の部長さんで執行役員。
Ｐｅｒｆｕｍｅのチーフマネージャーでもあって、このＤＶＤのクレジットにもお名前がありますね。
Ｐｅｒｆｕｍｅブレイクの仕掛け人、なんか頬がこけてちょっと貧相（うわ、ごめんなさい）な感じもしますけど凄腕の人物です。
あと、もっさん（笑）。
ちょっと気難しい面もある人なのかな、というイメージがありました。
クリス・ペプラーさんだったかな、Ｐｅｒｆｕｍｅが彼のラジオ番組にゲスト出演した際に
「彼はあまり幸せそうじゃなかったようだけど、僕かスタッフがなにか失礼なことをしたんだろうか、もしそうならごめんなさい」
なんてダンディーに言われてたことを覚えていたので。
それが「チョコレイト・ディスコ」ですか。
しかも、君、センターかい！のっちか！！
踊るもっさんの姿を見つめ、はしゃぐ３人の表情が今のＰｅｒｆｕｍｅの全てのような気がします。
信頼するスタッフがいて、信頼するメンバーがいて、３人が自分たちがのぞむＰｅｒｆｕｍｅでいられる。
僕たちファンは、この時間を出来る限り、自分に可能なことで長く続かせなければいけないんじゃないか、と感じました。
彼女たちが売れている間だけ、ブレイクした瞬間だけ、感動の上澄みを掠め取るようにしているだけじゃいけないんじゃないかって。
飽きることもあるでしょうし、去る人もいる。
それは罪じゃない。
彼女たちが何かミスを犯してしまうかもしれません。
そのミスを裏切りと感じる人がいるのも仕方のないことです。
でも、ファンである限り、僕は僕の出来ることで、彼女たちの魅力をなるべく正しく伝えて、応援していきたい、と思いました。
この特典ＤＶＤを、ただの思い出にしないために ▽・ｗ・▽
