世界一高いワイン「ジェファーソン・ボトル」の酔えない事情 ベンジャミン・ウォレス
HEARTBEAT 小路幸也
奪取 真保裕一
ラザロ・ラザロ 図子 慧
新・中年授業 目黒孝二
麦酒アンタッチャブル 山之口 洋
ある日、アヒルバス 山本幸久
殺しの時間 若島 正
また、こんなに借りてしまった…2週間で読みきれるのか、と言えば全部は無理なのでございます(岸田今日子さんの声で読んでください)。
世界一~は、1985年にサザビーズのオークションに出品され、至上もっとも高額な値段をつけられたワインの真贋を巡る騒動を描いたノンフィクション。
HEARTBEATは、十年前の少年少女時代に再会を約して分かれた二人、成長した男性が約束の場所に向かうと、相手の夫と名乗る男性が現れて三年前から行方不明だと告げられる。
居場所を探そうとして、かつての同級生の助力を仰ぐことにして、その元同級生というのが…という「約束と再会の物語」。
奪取は、偽札製作をめぐるサスペンス&ミステリー、山本周五郎賞、日本推理作家協会賞長編部門W受賞。
ラザロ~は、外資系製薬会社の課長がガン治療で目覚しい成果を挙げていた研究を入手しようとして謎に巻き込まれるメディカルサスペンス。
新・中年授業は、殺しの時間と合わせて読書エッセー、ブックガイド目的で借りてます。
麦酒~は、財務省に出向中のキャリア警官が密造ビール醸造家の酒税脱税を取り締まるため、という名目で暴走する上司に振り回されるエンターテインメント。
ある日、アヒルバスは、都内の観光バス会社につとめる23歳のバスガイドが乗客との触れ合いや職場の仲間との関係の中で少しずつ成長していく明るくカラッとした作品です。
筋書きと、三分の一ほどを読んだだけ(アヒルバス、おすすめです)で書いてますけど、プロバブリー内容は合ってると思います。
最近のお勧め作家は、藤原伊織さんなんですが、この方もすでに亡くなられていて長編はほぼ読みつくしてしまったのが悔しい。
相性の合う作家を見つけるのは、初めて訪れる町で行き当たりばったりのペッパーランチを見つけるくらい難しいもんなんです。
いや、それにしても、読みきれないかな…やれやれ (・~・)