るなぶるさんへ、まずコメントでの質問に答えてもらってありがとう。


いきなりのダセーダセーという表現に驚き、何を評価して、何を評価できないのか、曖昧だった点が少し判ったような気がします。


コメントにも書いたんだけど、ある曲なり、アーティストを指して誰が何を思い、どう感じるのか、そのことをどのような表現で書くのか、については個人個人の自由であり、個人の思いについて他人がどう感じようが関係ないといえば関係ないこと。


だから、これから書くことはるなぶるさんの記事に対してのコメントだと思ってください。


Perfumeが武道館を終えて現在一休み中、戦いの最前線にはいないんじゃないか、という疑問はそのとおりだとおれも思います。


気を抜いているんじゃないか、といえばそうかもしれません。


ただ、それの何がいけないのか、なぜ批判の対象になるのか、は理解できません。


Perfumeは2007年からだけ戦ってきたわけじゃない。

ずっとずっと戦い続けてきたんだから、一休みするべき時なんです。


もちろんチーム全体で休めばいい、というわけじゃなくて。


戦うためには準備が必要です。


敵を知り、兵糧を備え、隊伍を整え、戦場に関する情報だってあらかじめしらべなければいけません。


武器を取って戦場で争い、血を流すことだけが戦うということではないんじゃないか、と思いますよ。


戦略を調えて、戦いの場につく前に勝つこと。

それが一番大事なことなんじゃないか、とおれは思います。


代々木競技場第一体育館での2日間におけるライブは、ワンマンライブとしては武道館以来え~と7ヶ月の間隔をおいて開催する大イベントです。


チームPerfumeの沈黙は、大イベントにそれだけ全力を注ごうとすることの現れなんじゃないか、と思います。

Perfumeは急激に売れすぎました。

しかし、急激さから期待されたほどにはまだ売れていないんじゃないか、と思います。

戦略の練り直し、みたいなものが必要なんじゃないか、という気がします。


少なくともある程度は売れ、今後の更なる飛躍と安定飛行を必要とする時期の活動と、これからロケットを打ち上げるように売り込みをかけていた時代を同列に並べて論じるのは無意味だ、とおれは思いますよ。


同じ熱量の期待をかけるのは違うんじゃないか、と。


話題提供の拙さ、売り込み戦術のヘタリ具合、ファンとして文句を言いたくなることはたくさんあります。


タイトルをつけたのが誰であれ、ワンルーム・ディスコはどうかな、とはおれも思いますよ。

でも、それがPerfumeじゃないのか、とおれは思ってます。

企画先行だ、というなら「リニアモーターガール」だってそうだし、三部作そのものが企画ものみたいなものだったはず。

そういうPerfumeに、おれたちは声を挙げ続けてきたんじゃないか、と思います。

何を今更ワンルームでディスコで騒ぐんだ、と。


中田さんがPerfumeの希望をそのまま叶えてくれないように、Perfumeもまたファンの期待にそのまま応えてはこなかったし、アーティストであれアイドルであれ、ある意味それでなきゃいけないんじゃないか、という気がします。


ファンの予想通り、期待通りの活動しか出来ないのであれば、Perfumeがこれほど熱狂的な支持を受けることもなかったでしょうから。


そのずれ方の方向性みたいなものが、るなぶるさんの許容範囲を超えた、というなら、それはるなぶるさんの問題でもあります。


おれの「分からない」という言葉に、説明するダサさみたいなものをこらえて誠実に答えてくれたことに重ねて感謝します。

ありがとう、「る」の字。


推し替えは残念の一言だけど、今までを読んでいれば分かりやすいくらいに予想できたことだから、驚きはありません。


あたらしく応援する人への声援、頑張って ▽・w・▽ノ


P.S.


成功したアイドルを応援し続けることへの覚悟ってね、こういうことなんだよ。