紅白という大舞台で歌って欲しい歌は数々あれど、3曲選べと言われたら迷わずこの3つ。


第3位


ポリリズム


第2位


コンピューターシティ


第1位


エレクトロ・ワールド


となります。

次点として「BcL」や「SEVENTH~」「マカロニ」、チャート1位を獲得した「ラブワー」、個人的にPerfumeのBEST2008と思っている「シクシク」、軽快なテンポが大舞台に映えそうな「パピラ」を挙げておきたいですね。


なぜ上記の3曲になったか、というと、これらの曲はPerfumeをまったく知らない人にも分かりやすくPerfumeというユニットの魅力を伝えるのに相応しい曲だからです。


Perfumeの知名度を飛躍的に高め、音楽性の高いアイドルユニットとしての印象を強くしたであろう「ポリ」。


キュートなダンスと、キラキラとしたコーティングを施されたボーカルエフェクトと、独特の世界観を示す歌詞を持つ「シティー」。


可愛いだけでなく、かっこいいPerfumeという強力な武器を装備することになった傑作「エレワー」。


これら3曲の中には、Perfumeの魅力の核となる要素、可愛くて、かっこよくて、けなげで、天然かと思えば案外しっかりと計算されているキャラクターとか、努力の跡や誰からもコントロールを受けない潔癖な自己管理、などが凝縮されていて、聴いて、そして映像とあわせて見て飽きるということがありません。


リップシンクを未だに「口パク」と揶揄されたり、バラエティ番組の印象からあ~ちゃんが未だに天然不思議少女みたいに扱われたり、とかPerfumeというユニットは赤の他人からの「誤解」を招きやすい危険性をいつでも孕んでいる、という側面を持っています。


そんな世間からの「誤解」を吹き飛ばしてしまうほどに素晴らしいのが彼女たちのステージパフォーマンスであり、このベスト3が紅白という大舞台で披露されたなら、破壊力という点ではほかの楽曲と較べて一日の長があるんじゃないか、と思っています。


Perfumeがブレイクしてしばらくの間、「三部作だけがPerfumeの魅力じゃない」と言い続けていた時期もありましたが(新曲が出るたびに何かと三部作と比較されることが多かったので)、現在ならかえって堂々と主張することが出来ます。


広島インディーズ、全国インディーズ、「リニア」「シティー」「エレワー」を、段階を踏んで通り過ぎてきたからこそ(もちろん『ポリ』も含めて)、現在のPerfumeがあるんだ、と。


アルバムGAMEや、DVD GAMEからPerfumeを好きになったという人も増えてきたようですが、出来れば「Complete Best」に収録された楽曲の魅力にも触れていただけたらな、と思います。


では、集計所のイベさん、集計をよろしくって、ちゃんと寝てるのかあの人?▽・w・▽