スマスマにしろ、ヘイ×3にしろ、ライブ部分になるとやはり目立つのはのっちですね。
個人的には、Perfumeのライブの出来はあ~ちゃん次第だと思っているんです。
良くも悪くも気合の入り方でパフォーマンスのレベルが上下してしまう部分を感じているので。
GAMEツアーには一箇所しか参戦できなかったのですが、2月のAXでのライブ後、自分のブログの中でライブにもっとちゃんと取り組まないと、みたいな決意表明にも思える文章があったのであ~ちゃんのパフォーマンスに注目してたんです。
まあ、すごい、やはりあ~ちゃんはプロフェッショナルなアーティストでした。
タフネスだけじゃなく、身体のキレ、歌っている時の表情、あ~ちゃんのパフォーマンスというのは決してファンを置き去りにしない、必ず誰かに向けて届けようとする贈り物なんですよね。
そのプレゼントのラッピング、包装が雑になったりしなければ、どんなブランドにも負けない高級品のようなパフォーマンスの出来る人だ、と思ってます。
一方のっちのパフォーマンスはファンのためではあるんだけど、それ以上に自分にどこまで出来るか、自分に何が出来るか、の証明なんじゃないか、と感じることがあります。
想像なんですけど、のっちってもしかしたらまだ自分が本当にやりたいこと、を見つけられていないんじゃないか、という気がします。
僕にはどうしても、あ~ちゃんほどにはのっちが「Perfumeとしての成功」にこだわっているようには見えないんです。
のっちが色々な場所でPerfumeに対する愛情、忠誠心を吐露する発言をしていることは知っているつもりですけど、それは、人見知りで内気な自分が思い切り表現できる場所としての、無防備なままで取り繕わなくてもそのままの自分でいられる居心地の良い住居としての「Perfume」についてなんじゃないかな、という気がするんです。
のっちがPerfumeののっちであることは、あまりにも当たり前で、自然で、疑いようのない事実。
でもそれは、他の場所に立つのっちを、僕たちファンがほとんど知らないからじゃないか、と感じることがあります。
スマスマを観た時に感じませんでしたか?
のっちは、Perfumeじゃない人たちの中に混じってもやっぱりのっちだ、どこに立っていても内側から輝いているように目立つ。
あ~ちゃんは、Perfumeという太陽系に生命を育む母なる恒星、その連星であるのっちは自らとPerfumeという存在を遠い場所へと知らしめる。
何度も言いますけど、だからと言って僕はのっちは独立すべきだ、なんて言ってるわけでも、いつかのっちがPerfumeから脱退してしまうんじゃないか、なんて心配をしているわけでもありません。
そんな大きな可能性、他の場所でも輝くのっちを有するユニットだからこそ、Perfumeも光り輝いて見えるんです。
そしてのっちもPerfumeの中にいるからこそ、大きく成長できる。
これからPerfumeはどんどん売れていって、色々な人たち、様々な形をした才能と出会い、刺激を受け、成長を続け、大きな存在へと変貌していくでしょう。
僕たちファンも置き去りにされてしまうほどに、大きく。
そんなPerfumeの高いクオリティを証明し続けるエース、それがのっち、大本彩乃さんです。
彼女がやがて見つけるだろう、自分の本当にしたいこと。
誰かに誘われたからじゃなく、そこが居心地がいいからじゃなく、行かなければならない場所を見つけた時。
そのまだ見ぬ場所が、Perfumeであればいいな、と願ってやみません。
ある才能が光を発するためには、その才能に形を与える枠組みが必要なんじゃないか、というのが僕の持論なんですが、大本彩乃さんという大きな才能には、Perfumeという枠組みがベストなんじゃないか、と思います。
トークの面白さ、その幅の広さをあ~ちゃんが力技で広げているように、のっちがパフォーマンスのレベルを引き上げ、あ~ちゃんかしゆかが負けん気を発揮して追いつく。
Perfumeというユニットの魅力は、音楽、踊り、喋り、と様々にあるようでいながら、やはりあの3人であることなんです。
三位一体。
トリニティを成すPerfumeのエース、大本彩乃さんは、まだ覚醒したばかり、大きいな子供です。
その成長をいつまでも見届けることが出来ますように。
そして、いいかげん4度目の先行抽選となるガールズ ポップ ファクトリーのチケットが当たりますように。
まさかとは思いますけど、武道館のチケットが取れないなんてことにはなりませんように。
ツアーのDVDが発売されますように。
ラブワールービックキューブが製作、発売されますように。
あ、神様待ってください、もっと願い事が…▽・w・▽