オリコンウィークリーチャートでPerfumeのアルバム「GAME」は3位にランキングされました。

売り上げ枚数が59552枚。

発売初週でたしか15万枚以上でしたから、これで20万枚突破。


今日のデイリーランキングでは2位、売り上げ指数が3415、ということですからえ~1万枚は売れてないんですね。


おそらくこれから夏にかけてゆるゆると売り上げを伸ばし、新曲の発売があったり、ライブDVDの発売があったり、武道館ライブの模様がメディアを通じて取り上げられたりするたびに、また少しずつ売り上げを伸ばすでしょうから、年内に30~40万枚くらいは売れるんでしょうかね。


うまいこといけば50万枚。

凄い数字だ(笑)


ただ、この数字、買った人たちのうち、Perfumeファン、および、このアルバム購入をきっかけにファンになったであろう人たち、がどのくらいいるのか、を考えると多分まだ1割くらいじゃないか、という気がします。


1割としても、今週までの売り上げで考えても2万人以上……


…いや、そんなにいねーか。

多分PTA会員がまだ1万人には達していないでしょうし、ファンクラブには入らないファン、も多いようですが、例えばシングル発売のたびにCDを買い、イベントやライブがあれば出来る限り参加しようとしたり、テレビやラジオ番組の出演スケジュールを細かくチェックしたり、ブログを通じて応援したりする「ファン」ってどのくらいいるんでしょうね。


分かりやすく現在の売り上げの1~2割くらい、ということにしてしまって話を進めると、それ以外の多くの人、売り上げ枚数のかなりの割合がファンではない人、によって占められている、ということになります。


これがブレイクするってことなんですね。


これからPerfumeは、特にファンってわけでもない人たちからの、けっこう厳しめの視線にもさらされなくてはならないわけです。

作品やパフォーマンスについての評価も、好意的なものばかりとは限らない批評眼によって語られるようになるんでしょう。


その典型的な一例が、まあカエラジだったりするわけです。

いまさら蒸し返すのもあれですけどね。


僕が前回「Perfumeファンは覚悟を云々」と書いたのは、これからのPerfumeは、僕たちのような「Perfumeヤッホー!!」の人間によってだけ語られる存在ではなくなる、僕たちファンの目線からだけではないPerfume観、Perfume像を知ることになるだろう、ということを言いたかったわけです。


武道館ライブにしても、僕たちファンは、特に大晦日のカウントダウンライブに参加したり、そのライブレポなどで彼女たちの発言を細かくチェックしているファンにとっては、「ついにやったよ、あ~ちゃんよかったね、Perfumeヤッホー!!」なエポックメイキングな出来事なんですけど、世間的に見れば「なんだ、けっこう売れてきてるんだ」くらいのことでしかないんじゃないか、と思います。


Perfumeファンでない人からのPerfume評、Perfume観、Perfume像に対して、僕たちファンが、「ファンでない連中にPerfumeのことは分からない」なんて言っていると、かえってその姿を見失いかねないな、と感じるんですね。


僕たちの知らないPerfume、「俺たちの」「私たちの」Perfumeとはちょっと違うPerfume。


これから僕たちは、いろいろなPerfumeの姿を目にすることになるだろう、と思います。


だから。


出来れば、これから起こるだろう色々な出来事にも、余裕を持って対処できるように、過激に反応したり(カエラジの件について、僕は熱くなりすぎたかもしれない)することもなく、どんな事態でも楽しめるように、Perfumeファンであることを誇れるように。


ファンとして、Perfumeにおいていかれないように、成長していけたたらいいな、と思ってます。


そうだ、もっさん、モッシュ(笑)、おめでとうございます。

チームPerfumeに与えられた栄誉に乾杯▽・w・▽ノ