昨日付けのオリコンランキングで、デイリーとはいえ強敵ゆず、HYをおさえて首位を勝ち取ったチームPerfume。


今日はチャートで3位に下がったようですが、指数で換算すると2日間合計で8万枚以上売れていることになります。


明日にはタモステに、日曜日に「新堂本兄弟」に出演すれば、また売り上げが伸びることも考えられますから10万枚超えどころかウィークリー換算で15万枚くらいまで期待できそうだ、ということです。


プロデューサー中田ヤスタカさんの本丸capsuleがそうであるように、ライブ命のPerfumeも本来はアルバム製作と、発売後のライブツアーが本領となるべき性質のユニットなんじゃないか、と思います。


今までは何しろ上場企業アミューズ株式会社の不良物件でしたから、本人や現場スタッフが望むような活動も思いのままにはなりませんでした。


しかし、アルバムの売り上げ、という商業的な実績を残したことで、これからは色々な面で意見を言いやすい環境が整えられた、と言えるのではないか、と思います。


アルバム製作→発売、ライブツアー、武道館でのオールスタンディングライブ、大きなフェスへの出演、紅白歌合戦への出場、とPerfumeのメンバーが活動の目標として掲げる項目は、おそらく、今年中か、遅くても来年の春頃までには達成できてしまうのではないか、と予想されます(僕の勝手な予想)。


となると。


その先、これからのPerfumeの活動がどうなるのだろう、と今から気になってしまうA型なんですが。


まずあ~ちゃんに、もう少しあ~ちゃんの意見が反映された音楽活動をしてもらいたいな、と思います。


中田ヤスタカさんは天才です。

彼の存在、彼の音楽、彼のサウンド面での全面的なプロデュースがなければPerfumeは成功どころか、芸能界で生き残ることさえ出来なかったでしょう。


それを理解したうえで言うのですが、現在のPerfumeに提供されている楽曲、製作時におけるボーカル部分でのベクトルは、あ~ちゃん、もしくは西脇綾香さんというプロの歌手が持つ才能のベクトルとは、少しずれたものじゃないか、と思うんです。


あ~ちゃんはQJインタビューの中で


自分の歌いたい歌があるんなら、それは別にPerfumeとしてではなく、カラオケに行けばいい


といった意味の発言をしていました。

でも、と僕は思いました。


あ~ちゃんは、カラオケで自分の好きな歌を歌うために、何年間もレッスンしてきたり、売れない時代を我慢してきたわけじゃないだろうに、と。


あ~ちゃんが歌が大好きなこと、プロの歌手としての成功が期待される実力の持ち主であること、はファンならみんなが知っていること。


中田サウンドへの積極的な関わりを感じさせる発言を、自分の本心をおさえて、なんて邪推することは、ファンとしてさえ踏み込んではいけない、言いがかりにすぎないものかもしれません。

多分あ~ちゃんは、自分の本心を抑えてなんていなくて、今の中田さんの音楽に、自分たちのために創り出される音楽に本気でのめりこんでいるのだろう、と思います。


でも、僕は、いつか、そう遠くない未来に聴いてみたいんですね。

あ~ちゃんが自分の感情のありったけを込めて、聴く人のために歌う歌、を。

當山奈央が言う「誰かを想って歌う」歌を。

中田さんが「弦楽器のように、伸びやかな」と、喩えるあ~ちゃんの声を。


それはきっとまだまだ先の話なんでしょうけど。

いつか、そう遠くない未来に、あ~ちゃんがすごく尊敬するアーティストの、あ~ちゃんのために作ってくれた曲を、あ~ちゃんが多勢のファンの前で歌う。


そんな夢を見たくなりました▽・w・▽