まだ来ないとか文句ばかり言ってごめんアマゾン、仕事から帰った夜の11時頃部屋へ上がる階段の途中にしっかりと届いてましたメール便。
ダンポール紙で厳重に包装された中から出して、わくわくしながら開けてみて、やっぱりサインなんて影も形もなかったけれども、つい顔がにやけてしまいました。
「CDは音がいいよ~」
のっち先生のお言葉どおり、CD音源で聴く中田ヤスタカさんのサウンド、アレンジは圧倒的な分厚さをもって脳髄にまで響き渡ります。
堂々と我がi-Podに入れて聴きまくってます。
ピアノがリズムを刻む
『BcL』
ドラムが歌う
『マカロニ』
サウンドメーカー中田ヤスタカさんは自在に音を操り、聴くたびに宝探しのようにあたらしい発見のある作品を、我らがPerfumeに提供してくれました。
素晴らしいのは歌だけじゃないんですよね。
普通CDのインストってカラオケ用だったりしますけど、Perfumeの場合は別物。
『ポリリズム』や『SEVENTH HEAVEN』のインストが多くのリミックス作品を生み出したことからも分かるように、独立した「作品」としてのクオリティを誇ります。
今回の2曲のインストは、こうやって音を重ねて厚みを積み上げていくんだ~ということが手にとるように分かる、Perfumeファンには特に興味深いものになっている、と思いました。
そしてさらに素晴らしいのがPV。
今までのPVの中で3人がもっとも可愛く、美しく撮れている『BcL』のPVは、無限リピートの危険性をはらんでいます。
すでにネット上の動画でくりかえし観た、というのに、高画質のDVD収録のPVは飽きることがありません。
すごい勢いでスレが伸び続ける2ちゃんのROMと合わせて、今夜も寝不足は必至です。
さて、残念ながらDVDには収録されませんでしたけど、『マカロニ』のPVもついにフルバージョンがYahoo動画にて公開されましたね。
まるで名作映画の一場面を観るかのような映像になっていて、全編を通して観て、やはりテーマは『記憶の中のPerfume』なんだな、と思いました。
過去から現在、未来へ向かって着実に成長を続けるPerfumeの『現在』を映像の中に封じて、未来の誰か(多分Perfumeを忘れかけた未来の僕たち)に届けてくれる、そんなタイムマシーンみたいな役割を果たす作品になるんでしょうね。
最後、無邪気にカメラに向かって走り寄る3人の姿が切ないです。
そんな切ない姿を見せるか、と思えば、某・放送ではダンシングクロックになり、ほぼ一時間ごとに時計の針として愛らしく時間を告げるPerfume。
撮影はさぞかし大変だったでしょうけど、これもまた見た者にとっては思い出に残るお宝映像になりました。
あんな時計が腕にでもついてようものなら、時間ばかりが気になって仕事なんか手につかないだろう、というありえない妄想ツッコミで落ちます。
おやす…あれ、もうおはよう、だ(・~・)