9月4日(水)
学生の間や
母娘でライブに行く人たち
多世代に人気の
藤井風
気だるいような
肩の力が抜けて
やたら音楽性に溢れる
彼の
「優しさ」
を聴きながら
そ前奏のコード進行に
何か
過去の記憶を感じ
Here's to you, Nicola and Bart
で始まる
Joan Baezが
歌った映画の主題歌
「勝利への讃歌」と気づく
1920年代の実話
冤罪事件「サッコ=バンゼッティ事件」
を基にした映画
「死刑台のメロディ」
の主題歌
巨匠 Ennio Morricone作曲
その時々に
出会うもの
出会う人
その時々に
起こること
(定位置で安定 わがやのお紺)
出会うべくして
出会う
(自称サイエンスシェフ主人の絶品鰤煮付け)
偶然はなく
すべて必然と
語る主人
(野良なのにすぐには逃げられない「香箱座り」おしろちゃん)
イタリア移民がために
現金強盗犯者に
仕立てあげられ
処刑されてしまう
Nicola & Bart
Here's to you, Nicola and Bart
Rest forever here in our hearts
The last and final moment is yours
That agony is your triumph.
最後の2行がなんども繰り返される
「最後の瞬間はあなたたちのもの
その苦しみはあなたたちの勝利」
彼らを擁護する
大波の人たちが
声高に叫んだ
信念
(毎日何度か私のリュックの上のブラッシング欠かさず)
なぜ?
と問いたくなることで
この世は
溢れているけれど
大きなうねりの中で
小さな
些細なやさしさの
積み重ねの中にいる自分に
気づかされ
すべてのことに
意味がある
そう感じて
涼風に吹かれ
心穏やかに過ごしなさいと
言われているかのようです