4月12日(火)
大自然
伝統・歴史・風格
人との出会い
つながり
そこに宿るパワー
そのすべてが
旅の醍醐味
Day 1
小田原=>芦ノ湖海賊船乗り場(箱根登山バス)
(バスの終点は箱根駅伝往路のゴール!)
箱根 芦ノ湖 海賊船遊覧
(強風のため「桃源台」からのロープウェイ運休)
箱根登山バス「ホテル前」下車
ホテル近くの韓国料理ランチ
富士屋ホテル プール・ライブラリーラウンジ
(「更級日記」現代語訳などの読書)
15:00 チェックイン・ジムストレッチ・温泉SPA
庭園散歩
17:30〜 夕食
バー「ビクトリア」
Day 2
メインダイニング 「ザ・フジヤ」での洋朝食を選択
箱根登山鉄道「宮ノ下」への送迎
箱根湯本「=>小田原=>大磯へ
日本最初の海水浴場・ビーチへ
「大磯迎賓館」コースランチ(カタログギフトより選択)
武蔵小杉=>川崎とどろきアリーナBリーグバスケ試合
秋田ノーザンハピネッツ v.s. 川崎ブレイブサンダーズ 応援
(中山拓哉選手の4.2秒ブザービーターで秋田逆転1点差勝利)
(皆元気で戻り安心・わがやの猫のお紺)
(芦ノ湖 海賊船)
(芦ノ湖畔 桃源台のロープウェイ)
(富士屋ホテル:明治11年・1878年創立)
主人が30年近く
いつかは行ってみたい
と思っていたホテル
また
ホテルといえば
箱根富士屋ホテルか
日光金谷ホテルが
生前の父の口癖
日本初の
西洋風リゾートホテル
金谷ホテル同様
外国人のために
しつらえられ
その歴史が
ホテル内のミュージアムにも
綴られています。
当時
日本人の暮らしも
ままならない時期に
こんなに贅を尽くした世界が
日本国内に
すでに存在していたことに驚き。
当時の日本人の中には
屈辱的な思いを
経験されることもあったのでは
ないでしょうか。
それが今
美術館に滞在
歴史に住まう感覚で
日本人も
訪れることができるようになったことに
驚く先人もいることでしょう。
(山の中の竜宮城のよう)
(山あいの庭園)
(歴史香る空間でのフレンチディナー)
まだ明るい17時30分から
続々とテーブルに着き
少し早めに到着の私たちは
一番乗り
準備が整っておりますと
温かくお迎えいただきました。
都会の喧騒からは
ほど遠い
特別な
歴史の延長のような時間が
流れていました。
(メインダイニング「ザ・フジヤ」の高山植物の格天井)
私たちには
レストランも
ロビーもどこもかしこも
ゆったり
結婚式の正装の方々も
ちらほら
コロナでまだ賑わいは戻っていない様子で
最盛期は
もっと華やかだったことでしょう。
(部屋の窓から箱根登山鉄道を見上げる)
案内のスタッフさんは
新潟ご出身
富士屋ホテルの
建物に憧れて就職されたとのこと
「ここで働きたい」
という思いで
笑顔がキラキラ
(宮ノ下駅)
(桜が少し残る山の中の駅)
(箱根登山鉄道最新車両)
大磯
日本初の海水浴場
当初は医療目的だったと言います。
陸軍軍医総監を勤めていた松本順が
明治17年(1884)
大磯の海浜が海水浴に適することを見出し
海水浴の効能と、大磯の発展への影響を周りに説き
翌明治18年(1885)に
海水浴場を開設
この日はいきなり夏日で
サーファーや
家族連れがたくさん
大磯駅からも歩け
水道もあり
とても便利
大磯駅から左に歩いてほどなく
美しい洋館が出現
大磯迎賓館
あちらこちらから
このレストランをめがけて
訪れる人も多いことでしょう
この日も満席
相模湾の眺望と
素材の味そのままのイタリアン
庭に咲いているミモザの
イメージの
ミモザサラダ
「感謝・友情・エレガンス」の
花言葉もメニューにうたわれ
スタッフさん
大学生アルバイトさんは
アート専攻だったり
法学部だったり
バイクが趣味
デザイナーのご両親
大磯出身
大磯はいいところーーーと
会話が広がり
思いがけず
いい大磯旅に!
(レストランからの眺め:鯉のぼり付きパラグライダー)
(とどろきアリーナへ:タンポポや筍の顔を出す公園を抜けて)
京都と並んで
Bリーグで
楽しくていいアリーナと評判の
とどろきアリーナ
公園でピクニック
お店も出て
お祭りムード
まさか
このアリーナでの
感動の大逆転劇が
今回の旅の締めくくりになるとは!
(秋田ベンチ:この日、大ヒーローとなる左端茶髪の中山選手)
試合開始から川崎優位
メジャーな選手もたくさんで
秋田は外国人主力をケガで欠き
なんとかくいつく
という試合の流れ
それでも3Pや
川崎のミスから
前半を40−40で終え
後半のものすごい
スピードの闘い
途中の19点差
藤井祐眞の安定した正確なシュート
を中心に
川崎の連勝を私も
おそらくアリーナ全体が
確信・予感
同時に、おそらく
守りに入った川崎
これが敗因と主人
結局
4ピリ最後の5分で14点差
秋田が24得点
という驚異的な攻め
最後の最後
藤井がフリースローを
本当に珍しく1本外し
3Pを秋田が決めれば
逆転のチャンス
その最後の4.2秒
この日、3Pが
エアボールなどで外れていた
PGの中山選手が
篠山の追随を振り切り
ファジーカスのディフェンスが寄る前
ブザーが鳴る直前
絶妙なタイミングでの
片足ロング3Pが
決まった
こんな劇的な
瞬間に出くわしたのも
初めて。
会場が興奮のどよめき一色に。
やはり「全員バスケ」が
必ず勝利する。
後ろから見ていて
ベンチの雰囲気がとてもよく
前田HCが丁寧に
交互に選手を休ませながら
欠けた戦力を補い
主力ベテランの
古川・中山・田口選手らが
常に声を出して指示
皆が3Pやいい合わせのプレーで
得点を続け
最後の歓喜
選手・スタッフたちが
着実に培ってきた
技・思い・呼吸が
大きなエネルギーになり
私たちの感動体験となった瞬間。
ゲーム後
川崎ブレイブサンダースの運営側から
会場運営についてのアンケートが
届きましたが
そこに
フタッフとの感動体験が
あったか
というような質問も。
中山選手のブザービーターの
感動が大きすぎて
それどころではありませんでしたが
主人のアイディアで
スタッフさんが
「ファジーカスエクスパート」
「唐揚げマニア」など
自分の得意なことを
バッジにつけていたら
会話で繋がり
この瞬間にしかない
感動体験につながるのではと
書き添えました。
高級ホテル
高級レストラン
最高の試合やパフォーマンスが
続々と登場する今の時代
考えつくされた
様々なアイディア・サービス
仕掛けや遊び心に
キリがありませんが
心震えるような
感動体験
ここにきてよかった
また来たい
という気持ちは
素朴な
人と人との繋がりや
人智を超えるパワーから
中山選手と実際につながった
訳ではありませんが
どこかでお会いしたら
「あの時のブザービーター
あの場で目撃しました!」と
語りかけられる
「繋がり」をいただきました。
感動体験は
そこであなたとつながったこと
そこで驚異のパワーを目の当たりにしたこと
歴史のストーリーの中に
入り込めたこと・・・
おそらく
確実に
自分がそこに存在したという証を
実感できること
なのではないでしょうか。