6月30日(木)
水無月も今日で終わり。
今年初め、1月14日に
元参議院議員の円より子さんの
「女性の花咲かせよう会」に参加させて
http://www.madoka-yoriko.jp/topics/896/
いただきましたご縁で
今日は、「円サロン」に初参加
お忙しくて長らくお休みをしていらした後の
久ぶりの開催だったそうです。
金融や技術の専門家の方々他
多方面でご活躍の意識の高い皆さんと
今の、そしてこれからの日本について
ワインなどを囲んで
熱い議論聞くもよし、参加するもよし。
そんな心地よい雰囲気でした
政治にしても、企業経営にしても
情報開示が必要。皆、うんうんと頷いていましたが、
それができない現状が問題。
ただ、情報開示をしても、国民が関心を示さない。
民主主義がポピュリズム、つまり、衆愚政治になって
しまっていて、マスコミなどのわかりやすい
情報に私たちが流されている。
そうですね。
地方選挙で、誰に入れていいか分からないから
会ったことのある人、握手した人にいれる・・・
というのもポピュリズムというお話もありました。
1997年の韓国の危機的な経済状況と、
IMFからの融資を受ける条件として提示された
韓国の構造改革についてのお話もでました。
http://www.sj-ri.co.jp/issue/quarterly/data/qt23keizai.pdf
(本日の議論とは関係なく、ネット検索による解説例)
日本も、国際基準に則った規制緩和、情報開示、
企業の行動規範が必要であると考えさせられます。
もちろん、行き過ぎたグローバリズムへの疑問も
否めません。
東京電力の株主総会の状況も
テレビで伝わる報道と実際の参加者の声に
乖離があったり。
そして、技術の専門家の方から一言。
自分たちはその製品を使う人の命を預かっている。
だから、きちんと人(技術者)を育てていかなければならない。
原発のことを理解するには
原発の現場に3年通って、現場で働いている人に
尋ねてみなければわからない。
おそらくこの、現場を知るというのが原点。
自分の目で見ること。確認し、判断すること。
20年以上前に、イギリスでヴィクトリア朝研究をしていた
時のことを思い出しました
The Victorian Prophets (1981)
というペーパーバックを引っ張ってきました。
その中の
Matthew Arnold の
”The Function of Criticism at the Present Time"(1865)
を読見返してみます。