机上の訓練や、業者丸投げの事業の有効性に
懐疑的だった私も、これは、多くの人が
体験し、他人事の災害を自分ごととして
とらえる貴重な機会になると感たのが、
表題の訓練です
乃木坂地域の大規模地震発生の備えとして
滞留者・帰宅困難者対策訓練が
聖パウロ女子修道会ホールで行われました。
港区赤坂地区総合支所の事業で、地区内の
7つの駅ごとに体制を整えていく予定です。
私は6年間住んでいた赤坂の地域の
タウンミーティング委員、オブザーバーとして参加しました。
周辺の事業所の方々がグループに分かれ
地震発生から数時間後の状況を想定し
室内での、「地域共助本部」(仮称)の
組織運営を体験するものです。
欧米でよくつかわれる手法だそうですが
以下のような発見がありました。
・ 自助・共助・公助の「共助」がいかにかけているか。
常に、総合支所、消防、警察などに情報や支援を依存してきた。
・ 駅などに滞留者があふれないことが重要で
そのためには日常から避難場所、公衆トイレや
災害用トイレ、人的ネットワークをつくっておく必要がある。
特に、災害時に誰が参集できるかわからないので
かなりの人が事前情報・体制やルールを認識できるように。
・ 情報の収集・整理・発信、優先順位づけが重要。
カテゴリー別・時系列に情報をまとめ
最新情報がすぐに把握できるようにする。
・ 情報の信頼性担保のため、「地域共助本部」のゼッケンなど
を日頃から準備しておく。。。
とにかく日頃からの問題意識を向上させることが重要で
そのために今回の訓練はさらに多くの人が体験できるといいです。
さて、場面は変わり
南麻布のフランス田舎料理のお店
若い女性オーナーと女性スタッフの
片田舎の居間にいるようなくつろぎの空間です。
「まちの縁側」をここで開こうと思います。
ソムリエのオーナーを交えてワインについて語ったり
もちよった「私の一冊」について話したり
「まちの縁側クラブ」で企画を持ち寄っています。