2つ質問させていただきます。

私も「みんなで減災」県民総ぐるみ運動から質問を行います。
 以前、本会議でも質問させていただいたのですが、避難所環境等検討会で、車による避難を提示させていただきました。
そこで、避難所に駐車できる台数等の状況把握の進捗で、以前は10市町あったのですが、現在は何市町になっているのか。

また、公表していない市町の理由を教えてもらえますか。

答弁(危機管理課長) 

 

令和4年7月1日時点の調査で、16市町が車を使用した避難が可能な避難所を公表しております。公表していない市町の理由といたしましては、車で避難中に被災するおそれがあること、渋滞を引き起こし、緊急車両の通行等の妨げとなることなどと伺っております。なお、公表している16市町以外の市町におきましても、各避難所において駐車場を確保するなど、車で避難してきた方への対応も準備を進めていらっしゃると伺っております。

 

質疑(村上委員) 

 

今の答弁なのですけれども、私は、広島県の場合は、河川の氾濫リスクであり、津波とは特性が違うと思っています。

例えば10回、大雨があったとしても、ほとんどが河川氾濫するまではいかないですが、河川流域の人たちが危険を感じたら、できればその瞬間に車で一旦逃げるという対応をとることもすごく重要だと思っています。

要は、都市部と違って、地方においては車が生活のツールとして大変重いものだと思っているのです。

ですから、一旦車を避難させることもすごく重要な観点であって、市町に漠然と進めていくのではなくて、河川氾濫と土砂災害とか、地域特性による認知から、今逆線引きの議論も建設委員会であるのですけれども、そういったところだとか水害ハザードマップにおいて危険とされている地域からまず進めていくべきと思うのですが、御認識をお伺いします。

 

答弁(危機管理課長) 

 

河川の氾濫など、災害の発生危険度の高い地域におきましては、車での避難に関して、避難所が遠方にあり、徒歩での避難が困難である場合などに避難する際の選択肢の一つであると認識しております。

各市町におきましては、こうした各地域の実情を踏まえまして、多様な避難を前提として、公共施設や民間商業施設の駐車場などを活用した車中避難用の避難先を確保する取組などを進められているところでして、それを他の市町とも共有しているところです。

 

要望・質疑(村上委員) 

 

マイ・タイムラインについても、水害ハザードマップなどで、リスクを感じている人たちに提示することで、広がっていく可能性があると思います。そういったところも認識していただきながら、こういったリスクが高い方たちを中心にお伝えして、市町とも連携していただければと思っております。