『G7宣言ポイント』

『米国下院に中国特別委員会設置』

『デンマーク学び直し』

『中国の金融危機は起きるのか?』

 

『G7宣言ポイント』


・ロシア産石油の価格に上限を設ける措置の導入を目指す
・中国に対しウクライナからの即時撤退をロシアに求めるように要求
・東・南シナ海状況を強く懸念、力による一方的な現状変更に強く反対
・台湾海峡の平和と安定の重要性を確認。台湾問題の平和的解決を促す。
・気候変動対策に意欲的な国・地域による気候クラブ設立を目指す
・途上国インフラ支援に官民82兆円今後5年で拠出
・途上国食料安定供給に6000億円追加拠出

『米国下院に中国特別委員会設置』

今後の脅威が想定され早々に対応する米国らしい動きだ。
台湾有事=台湾への武器供与などの軍事支援
半導体=中国を対象とする先端半導体への輸出規制
貿易慣行=中国の不公正な貿易慣行や知的財産権侵害
ティックトック=安保上の懸念を踏まえた国内での利用制限
人権=ウイグル自治区などでの人権弾圧

 

『デンマーク学び直し』


デンマーク水道管老朽化は深刻で、スキルを磨けば国中で有望な仕事ができる。
学び直せば次の道が開ける事を自らの体験で知る。
リスキリングや再就職活動に取り組まないと失業補償を減額するという罰則を作った。
デンマークでは常に3000種類の成人向け職業訓練が実質無料で提供される。
28%の社会人が過去何らかの訓練を受けています。

労働政策の公的支出を見るとデンマークはGDP2.8%日本の9倍です。
職業訓練は0.01%対してデンマークは0.36%と大きな差がある。

新しい技術を学ぶことは怖くない。最も恐れる事は競争力がない古い技術を使い続ける事だ。

『中国の金融危機は起きるのか?』

昨年6月中国の非金融部門の債務残高はGDP295%に達して過去最大だった。
この20年近く毎年GDP4割を超す投資を重ねた末、壮大なバブルの幕引きを迫られています。
不動産融資規制を緩めたところでバブル崩壊は止まらない。
40兆円規模の債務を抱えた中国恒大グループをはじめ不動産業界の整理再編は待ったなしの課題だ。
地方政府が設立した投資会社は債券発行や銀行融資で得た資金を開発事業に投じ、債務総額は1000兆円を超す地方政府の隠れ債務だ。
中国は銀行は国有化すればいいと安易に考えているが強権を振るった結果コロナ政策は大失敗をしました。