新産業雇用対策特別委員会がありました。

 

【中小企業の退職金についての質疑】

・中小企業80%、飲食・サービス業60%が退職金を出している。

・日本には中小企業が420万社あり58%が社員0〜4人。アンケートに答えていない企業も多く非正規雇用者を含めると相当数の人が退職金無く老後を迎える。

・老後2000万円問題は物価高でもっと跳ね上がる。

・中小企業退職金共済制度あるが月10,000円20年240万円が266万円で全く足りない制度

・積立NISAであれば失われた20年と言われている期間の運用率は年平均7.3%。

国は積み立てNISAでいけば年平均4.5%で考えている。そうなると年間上限40万円20年元本800万円が2030万円程度で予想され、仮に失われた20年と言われる年平均7.3%だと3500万円を超えます。

・iDeCoは手数料があるので金融機関も動くが積立ニーサは何も得られないので動くほど赤字になる。金融機関等も動かないので広島県が主導し拡めるべきでは?

現在の政府のように現金が補助金政策でばらまかれると物価は上がるのは当たり前。結果、現金として持つと貨幣価値は当然落ちていくが、市場に流れるお金は株価として還元され運用により私たちの生活を補完するのが積み立てNISAです。

【考え方】

私たちにはお金に働いて貰うという感覚が必要。そしてメタバースなど含めてネットインフラの中にアバターとして人が経済活動を行う社会がすでに到来ています。

Amazonなどもすでに現実社会の中にある経済の動き方とネットによる販売で逆転現象が起きている。いつまでも目の前に人の賑わいがあるものだけが経済ではないという構造を私たちが理解し政策に取り組む必要がある