『岡山県奈義町の出生率3のホンキ』
『信号機撤去の動き』
『ベビーシッター補助活用』
『家族の姿は、もはや昭和ではない』

『岡山県奈義町の出生率3のホンキ』

2019年2.95の出生率と3に迫った。
20年前平成の大合併に参画しないと決めて町は変わった。
予防接種全額補助、医療費も高校まで無料、4人目を出産した時は祝い金として町から30万円、高校生の就学支援は年13万5000円、経済的に困難な大学生には年60万円奨学金を無利子貸与し、卒業後に庁内居住なら最大半額は返済を求めない。

小学校幼稚園児を見送ると向かうはスマホ教室のアシスタント、野菜収穫、小学校で消毒作業など5年前にできた短時間の仕事を紹介する【しごとえん】の登録者は250人を超えた。
育休中も社会と接点を持てる。

『信号機撤去の動き』


信号機の更新や維持管理にコストがかかるだけではなく【どうせ車が来ないから】と信号無視の横断が増え規範意識を損なう恐れもある。
車を不要に停止させて交通安全の円滑な通行に支障をきたすとして都道府県警察に撤去検討を促した。
人口減少社会の安全や施設整備を考える上で大切になる。

『ベビーシッター補助活用』

利用場面理由は仕事が忙しい、出産・育休明けで育児に慣れない、冠婚葬祭など行事がある、子供を預ける場所がない、自分の体力に限界がある。
ベビーシッターへの依頼例
保育園や習い事などでの送迎、散歩や公演への付き添い、食事やトイレの介助、家で絵本の読み聞かせや宿題の手伝い、病気になった子どものお世話。

1時間当たり平均2000~3000円台程度。入会金や年会費もあるがシッター交通費実費が1日あたり1000円前後別途負担する。
週2回程度の利用で支払額が月5~7万円になる。
従業員に対してシッター割引券を配布できる仕組みで1枚2200円1日2枚まで使える。
1世帯が1か月に利用できる上限は24枚で月5万2800円まで割引を受けられる計算だ。

国が2019年10月から実施した幼児教育・保育の無償化では幼稚園に通っている子どもの場合、月1万1300円までベビーシッター利用料が無償になる事がある。
対象は保育の必要性について市区町村の認定を受けた3~5歳の子どもで親が共働き・母親が妊娠中の要件のうち一つ満たし、証明書認定が必要。

 

『家族の姿は、もはや昭和ではない』
 

男女共同参画白書の閣議決定で【もはや昭和ではない、様々な政策や制度が高度成長期のまま】と強調した。
30歳未婚女性の割合は1980年11.3%から20年には40.5%で婚姻歴のない30代男女の4人に1人が結婚願望がないと答えた。
共働き世代は1985年718万世帯から21年には1177万世帯に増加し、専業主婦世帯は936万世帯から458万世帯に半減した。
離婚件数は年間20万件で結婚が永久就職ではなくなったからこそ、女性の経済的自立を可能にする環境整備が重要だと訴えた。
妻が仕事を抑制した方が税負担が減る配偶者控除などに言及している。

オンラインなどによる女性の働き方を追求すべきだ。