『ネットフリックス厳しい局面』
『WOWOW進む会員減少』

『ネットフリックス厳しい局面』

 

時価総額1週間で7兆円減、コロナが落ち着き、外出が増え消費者選択は増え会員獲得コスト2倍になった。
2021年12月比で20万人減り、4~6月期も200万人減の見通しだ。
年間コンテンツ投資額を会員純増数で割った獲得コストは18年400ドル台だったが19年500ドルを超えた。コロナ感染で20年は340ドルまで下がるが21年は960ドルとコロナ前の2倍になった。世界会員数2億人を超え良い作品を出せば会員数が増えるという公式は成立しにくくなっている。

『WOWOW進む会員減少』

これまでのようにスポーツイベントで稼げなくなってきた。
会員数は前年比4%減11万人、268万人で23年3月期も5万人減少を見込んでいます。
WOWOW月額2530円衛星放送やネット配信サービスを提供する。
売上高の8割以上がサブスク会員だが売上高は765億円純利益は62%減の16億円を見込んでいます。
会員数激減した理由としてコロナでスポーツイベントが軒並み中止になった事だ。
21年欧州サッカー選手権では開幕した6月に11万9000人新規会員を獲得したが、閉会した翌7月にはほぼ同数の11万4000人が解約した。
番組制作費は売上高の35~40%となるが会員数と共に売上高が落ちれば当然番組コンテンツも減っていく。
しかしネットフリックスは月額990~1980円で世界コンテンツに年間2兆円投じている。
今後WOWOWはテレ東のようにコアな客層に対応していく戦略だ。
テニス選手の練習風景や日本人ゴルフ選手だけを追う専用カメラなど。
コロナ前と比較して株価が47%下落したがスカパーは5%程度となっている。
スカパーは衛星を使った通信やデータ分析など宇宙事業が利益の8割以上を稼ぐことが評価されています。