【ざっくりとした感想】
岸田総理になったら色々と言われていますが、これだけの修羅場を乗り越えて、結果を出した人は人格が全く変わると思います。
しかしながら所得再分配とバラマキ政策の色合い濃くゾンビ企業誘発してしまうと低成長になる。
聴く力が国民に対してか?それとも業界団体に対してか?比重がどちらに重きがあるのか?
議員票を多く獲得した事でそれなりに業界団体の声を尊重するか?
党員票が少ない事でドラスティックな改革で成長産業を作るのか?
市場は冷ややかに見ているので株価が上がらずです。
良い意味で開き直り日本経済・根幹を変えていっていただきたいですね。

以前にも4つの柱に対する感想はさせてもらったが。

 


 

1:衆議院選挙の結果次第で党員票は河野さんがとっていただけに色々と言われそう。
2:河井夫妻選挙違反で贈収賄で受け取った議員たちに対する責任について。
3:寄付に対して現金授受を認めているが口座に入れるしかできないなど法制度を変える気は?
4:広島県出身総理として核兵器禁止条約締結に関して態度表明
5:医療難民ゼロなど厚労省をうまく活用できるのか?
6:アベノミクス改革検証による既得権壁で参議院にいる各業界団体議員とどう改革を進める事が出来るのか?

政策をざっとまとめてみると。
・医療難民ゼロ
:医療構造改革ができるのか?尾身会長や中川医師会会長然り、自分たちの医療現場がそのような状況でも平気で国民に我慢を強いる事が出来る今の体制に対してどこまでできるのだろうか?

・困窮者や中小に給付金、経済対策数十兆円
:バラマキでゾンビ企業を増やし経済不活化状態になる。

・ワクチン接種証明書や無料PCR検査拡充
:ワクチン接種証明書で段階的に進めていかないと二の舞になる。

アメリカもPCR検査について疑義が生じている中でどうなのか?

・健康危機管理庁の創設
:厚労省分割などセンターピンはどのように機能統合と分離するのか?

・原発再稼働を含むエネルギー戦略策定
:交易条件をどのように考えているのか?


・子育て世帯の住居・教育費支援

:大いに賛成


・看護師、介護士らの給与増への検討委員会

:検討委員会という手法があるんだな。勉強になった。


・厚生年金の対象拡大

:パートさんなども含まれるがそもそも年金制度が疲弊しているがどこで大転換するのか?


・四半期開示見直し

:だとしたら財務省寄りにしてこれまでの経産省内閣から変えていくべきではないかなぁ。


・下請け取引監視強化

:これも賛成


・5G早期展開、テレワークで2地域生活振興

:携帯料金値下げで民間投資はままならない状況だがどのように考えるのか?
現在617万人が複数拠点生活をしているがデジタル庁が機能するのか?大変疑問だ。


・金融所得課税見直しで一律20%を引き上げて税収を増やし、低所得者層へ再分配へ。

:お金が貯蓄に回り社会に循環していない。まずは投資や投機によって社会にお金が循環する仕組みと意識改革。
そのために結果としてこの税制改革が重荷にならないか?