世界を取り巻く金融業界と現実の実体経済との乖離が大きな課題となっています。目に見えない事業が税務・情報・事業孤立で圧倒的に優位に立って状況が一変します。

『アルケゴス問題』
年金問題としてどのように考えていくのか?


日本を含めた様々な金融機関がトータルリターンスワップの仕組みを利用してアルケゴスに投資運用を任せていた。レバレッジを効かせて1兆1000億円の資産にレバレッジをかけて数倍のポジションを構築して破綻したという話。


問題はこうしたリスクを監督当局も金融機関も正確に把握しておらずリターンスワップ契約は投資家が株式を保有しないため米国の【実質的な保有者】の情報開示義務を免れる。
21年11月に導入する新しい規制では投資家は個別取引を当局の監視下にあるデータベースに登録し、投資家のポジションが当局に管理される形になる。

こういった取引は収益優先アルケゴスで露呈された。
運用失敗は3月末野村は2200億失敗を発表し、クレディスイスは4月6日5200億円見込んだ。しかし、米国の会社にも関わらず問題が欧州や日本の大手証券会社に集中したのはなぜか?
内部監査の法人もどのように認識していたのか?も大きな問題点だ。



『暗号資産の透明性向上を』

テスラ社のイーロンマスクが決済停止すると下落率は前日比の20%ダウン。
イーサリアムも2割近く落としており、これを金融商品と呼ぶには現段階では相応しくないのが現実です。
電気を石炭で行い電気のバク食いをしているのが離れる要因のひとつだ。
米国コインベースグローバルが米株式市場に上場しました。
大手公開所の上場で暗号資産市場全体の透明性が上がる効果も期待したい。
暗号資産全体の時価総額は215兆円。
ニューヨーク証券取引所の15分の1程度が現実だ。
この1年で800%上がったが4月22日15%下落したり今後より全体の透明性が問われます。