要望【技術職のカテゴリーに情報処理スペシャリストいれろ】
答弁満点


【質問要約】
技術職自体は総合土木や電気などといったカテゴリーであるが,これからのデジタル社会の到来に合わせたデジタル行政への対応をしっかりしていくためにも,データサイエンティストなどデジタル情報処理のスペシャリストといった人材の確保が必要だと思うが,総務局長の所見を伺う。

 

【答弁】総務局長

 デジタルトランスフォーメーションの取組をさらに加速していく中で,本県において,

 ・行政手続きのオンライン化

 ・オープンデータの促進

 ・情報システム改革及び業務の見直し

などに,適切に取り組んでいくためには,情報技術などに関する専門的な知識・スキルを持った人材を確保していくことが必要であると認識しております。

そのため,現在,情報担当部門に,民間から情報戦略総括監を登用しているほか,IT関連企業から専門的知見を有している客員スタッフを招聘・配置し,職員とともに庁内の情報システムの構築・更新等やセキュリティー確保に取り組んでいるところでございます。

 

今後,本県が行政のデジタル化の推進を着実に推進していくため,こうした専門的な知見やノウハウを庁内組織に蓄積してまいります。

また,職員の専門性を高めていく観点から,県内における様々な課題をデジタル技術によって解決していくための技術的な研修を実施するとともに,現在,新卒・既卒を含めて,情報技術などに関するスキルを持った人材を情報職として採用することについても検討を進めております。


【村上栄二質問詳細】

次に、技術職人材の確保についてお伺いします。

これからDX行政を目指す上で大きな課題となるのが、ICTネットインフラ構築による維持管理費用の問題です。
ICTは見えない公共事業と言われ、一説で言えば、世界のネット環境を維持するために必要な年間予算は2021年には650兆円と言われております。
今後、行政としてもITベンダーと対等に対応できる専門組織を構築する事も大変重要な視点だと思います。
現在、県職員採用に関して一般行政職、技術職などがございます。
 技術職自体は総合土木や電気などといった

カテゴリーですが、これからのデジタル社会の到来に合わせたデジタル行政への対応をしていくためにも、デジタル情報処理のスペシャリストといった人材の確保が必要だと思うのですが、総務局長に御所見をお伺いします。

【要望意見】

今後、各部署でアプリ及びシステム開発が行われる事を想定し、人の配置と部局横断的な組織も想定してお願いします。

DXについては、特に山田副知事に手腕を発揮して頂き、新しい県庁システムを構築する統治機構改革を

推進して頂くことを要望し、次の質問に移ります。