1:ローマ字表記について。
連日お疲れ様です。
早速質疑に移りたいと思います。


外国人受け入れ環境整備交付金がこの度、国からも認められ、わが町福山市も設置する事が決まりました。

そこで質問ですが、この度、広島県でも【災害に関する情報等の多言語発信について】現在9か国語の言語対応を考えられていますが、日本に住む外国人及び西洋人の大きな課題として、日本に住む外国人の中で聴いたり話せたりするが、日本語、英語、カタカナ、平仮名と入り交る読み書きは出来ないという意見が寄せられました。

 

緊急性の高いモノはローマ字表記でして欲しいという声を耳にして調査したところ住民サービスの一環として、寝屋川市ではローマ字表記のHPを用意しています。
広島県は2018年6月時点49678人で年々増えています。
今後も日本に長期定住する外国人が増えていく事が予想されるからこそ【やさしい日本語】と【ローマ字】は多様性のある社会の中で必要だと思われますが当局の意見をお伺いします。

 

答え:予想通りの答えです。
今後対応していく事を他都市事例を踏まえて調査研究していく。

 

要望

子どもが夜病気になった時や土嚢袋の設置場所など緊急性を要するモノ限定に10項目程度をすすめています。

2020年オリンピックに向けた多言語対応協議会ポータルサイトでは【やさしい日本語】という普通の日本語よりも簡単で外国人にもわかりやすい日本語という事で、災害発生時に適切な行動をとれる様にするための言語です。
全国的に様々な分野で取り組みが拡がっていますが、広島県HPではまだ活用されていません。

 

広島県は人口密度で考えると一番外国人が多く住み、有効求人倍率でも全国一位で外国人労働者に選ばれる広島県であるべきだと私は思います。やさしい日本語と同時にローマ字表記というスタンダードなホームページの在り方を考えてほしいと思います。
それは今後、ひろしま国際センター並びに一元的相談窓口のワンストップで受け付ける体制構築でも同じく要望いたします。

 

2:定性評価について


質問1:先月の質疑でもさせて頂いた広島県PPP/PFI手法導入優先的検討方針について改めて質問いたします。まず目的として【民間投資の喚起を図り、効率的且つ効果的に社会資本整備すると共に県民に対する低廉且つ良好なサービスを確保する事を目的】とするとあります。

評価で3点ほどあるが、まずは定量評価・定性評価で判断を行います。

 

そこでの判断が難しい場合は専門事業者による調査検討などある。


定量評価は公共施設整備・運営費・利益及び配当・調査・資金調達に関する費用及び利用料金収入などコスト面で明確に数値として出す事が出来るが、定性評価に関しては評価手法が見えにくい。
まず一つ目の質問ですが定性評価の必要性についてお伺いします。 


答弁:おおむね予想通りの答え

質問2:回答を頂いた通り、広島県では4つの定性評価基準として
1:公共サービス水準の向上
2:事業の成果の測定及び客観的評価の可能性
3:長期にわたり安定した需要が見込め事業計画が立てやすい
4:民間事業者のサービスが破綻した場合の代替えの可能性
がありますがまたは一定のひな形が必要だと思うのですがどうでしょうか?


答弁:おおむね予想通りの答え

質問3: 各施設の特徴によって一律でひな形は創れないとの事です。しかし、定量評価でも一定のひな型があるように目的に沿った考え方を持つべきではないでしょうか?


そもそものPFI/PPPの目的を改めて伝えると【民間投資の喚起を図り、効率的且つ効果的に社会資本整備すると共に県民に対する低廉且つ良好なサービスを確保する事を目的】を考えた時に私ならば

1:市民サービスの向上可能性の有無
2:類似事例の調査を踏まえた評価
3:民間事業者の創意工夫の活用可能性の有無
4:民間事業者の参画意向の有無
5:制度的制約や時間的制約の有無


あくまで行政が言い切ってはダメで有無という文言で押さえなければ民間事業者の真の活用喚起は掘り起こせません。
さらに専門事業者に最後は全てを委ねるというのは問題です。


現在の広島県の定性評価だとあまりにも民間事業者の目線が欠落していると思いますし、最終的に専門事業者に調査検討で判断すると言うならば、最初から専門事業者に判断すれば良いという事に他なりません。

 

 改めて担当者としてこのような意見に対してどのようにお考えでしょうか?御答弁をお願いします。

答弁:おおむね予想通りの答え

要望

ありがとうございます。

公共サービス水準の向上についてという文言が私はどうしても気になります。

サッカースタジアムの計画でもそうですが、この公共サービス水準の向上という一文が【意見の会】なるモノの意見が管理運営する事業者側と同列で話が進む結果になっていると思われます。


当然広島県ではなく、広島市が担当しているのでそれ以上は発言できないのは承知ですが、私は意見の会の声を同時に聴いている事が、結果として民間事業者の経営を圧迫し、民間企業が入るメリットは薄く感じてしまっては元も子もありません。


改めて今後、広島県では動物愛護センターの民間活用が決まっており、厳しい財政下で施設老朽化が進んでいくからこそ、民間参入がしやすい市場を広島県で構築していってほしいと思います。


改めてここの文言については私は強いこだわりがありますので行政は議論と検討を重ねて頂きたいです。