米中貿易戦争

【為替操作国とは?】
・米国に対する貿易黒字が年200億ドル以上
・為替介入による外貨購入が1年で6か月以上かつ国内総生産の2%以上
・経常黒字がGDP比で2%以上

・そのほか「特大な貿易不均衡や通貨安誘導を促進してきた歴史」など。
原則として2つ該当すれば【監視リスト】
3つ当てはまると為替操作国への指定を検討する。

監視リストに日本・ドイツ・韓国・ベトナムなど9か国指定。

【第4弾発動対中関税】


9月1日から米国はスマートウォッチ・薄型テレビ・セーターなど衣料品。中国の報復措置に原油・大豆・鋼板・化学製品

12月15日から米国はスマホ・ノート型パソコン・ゲーム機など。中国の報復措置として自動車・光学機器・ボイラー
輸入額12兆円分相当する3243品目15%追加関税を課す。
米国の対中輸入は貿易戦争前3%が21.2%
中国の対米輸入は貿易戦争前8%が21.8%
保護主義国世界最高はバハマ32.4%、スーダン21.4%
自由貿易国の平均関税率は日本4.3%、EU5.2%

【暴れだす灰色のサイ】

灰色のサイとは中国の過剰債務問題であり、銀行の不良債権問題がある。銀行もいくつか国有化になってきた。
しかも年次報告書で不透明な報告書が多数見受けられる。
中国の銀行は37兆円資本不足に陥っています。

【日米貿易交渉】

大枠合意のポイント


日本への輸入
・米国産牛肉にかかる38.5%関税を削減段階的に下げて9%
・牛肉のセーフガード発動基準を緩和
・豚肉は低価格品で関税下げ。1キログラム当たり482円が最終的に50円に。

米国の輸出
・米国向け自動車の関税撤廃見送り。協議継続
・自動車以外の工業品で幅広く関税撤廃

・日本産牛に3000トンの無税枠を新設