1:新川=高屋川(神辺周辺)
この地域は田んぼが無くなり家が建てられて貯水する機能を失いしかも大きな高屋川が高い位置にあり新川(住宅地)は低い位置にある。なので増水する事が多々ある。

県・市でポンプを有しているので超寿命化を図る為に今期はポンプをオーバーホールかける。新川自体が狭かったりするので、下水道対策を含めて今後は国県市で総合的な治水対策が必要。

 

2:天王前川

古市ポンプ場も樋門を絞めて天王前川に高屋川の水がいかないようにして、ポンプで高屋川に流すようにしている。
将来的には1秒当たり2.4トンの水を排出するポンプを付ける。
現在は2トンなので合計4・4トンの水を高屋川に将来的には出せるようにしています。
現在は仮設でこのように対応しております。
(だいたいポンプ設備は1トン1億円の施設整備費)

3:六反田川

一級河川の高屋川には六反田川も流すように樋門でコントロールしている。手前は市の施設で奥が国の施設。

こちらの高屋川の方が街より高い位置にある。そして堤防で増水を防いでいます。

六反田川は低い位置にあり増水したら高屋川に水を逃がすようにしています。


吉野川

見て頂ければわかるように以前の増水時には草や土が大変な事になっていて水が流れにくい状態で放置されていました。
こうやって水の流れを良くする作業を河道掘削工事と呼びます。

出水前の梅雨~台風時に対応完了です。


吉野川上流部

先ほどの吉野川とは打って変わってまだ出来ておりません。
最優先事項は河道掘削工事ではなく・・・。

河川復旧工事・・・こういった堤防が決壊する理由は、長時間水に浸ると当然弱くなりそして崩れていった。ここでも見たらわかるように福山市は川が上にあり街は下にある土地なのだ。

服部川

河道掘削工事したくなる感・・・半端ない。

ここでも堤防が崩壊しました。

ただ土で固めれば良いのではなく、なぜネットをするのでしょうか?

実はこのネットに芝や雑草となる種を埋めています。
そして根固めブロックとなりより強固な堤防となります。
こういった事も知らなかったなぁ~。