働き方改革が「優しさ改革」に過ぎない現実。
働き方改革で疑問なのは、人口減少で右肩下がりの経済のなかで『残業するな』とは一体どういうことなのか。福利厚生の話ばかりで、どうやって働いたらいいのかという指針がない。

ワーク・ライフ・バランスのワークはどこへ行ったのでしょうか?

日本の働き方改革は欧州型に寄り過ぎている。
しかし、世界で続伸を続ける巨大IT企業はアマゾン・ドット・コム、グーグル、アップル、フェイスブック、アリババ集団、百度(バイドゥ)、騰訊控股(テンセント)……。デジタルジャイアンツと呼ばれる巨大IT(情報技術)7社は米国か中国です。

ワーク・ライフ・バランスは欧州の概念ですが、7社には欧州企業は1つもありません。

不当に働かせるブラック企業はダメだけれど、働きたいとする人も沢山いるはずで「一律残業ゼロ」はどうなのか?

皆が思っていても言えない現実がある以上、企業でそれらを実践していく、もしくは地方自治体で実践していくしかない。圧倒的な成果を出すしか今の世論が目を覚ます事はないのではないかと感じる。

ハッキリ言えるのは「金儲けなめんな!!」です。


私たちの世代と違い、子ども達の次世代は国を超え、地球規模でチャレンジする時代になりました。


さらに少子高齢化という厳しい現実の中で、甘い話だけでどのようにやりくりしていくのでしょうか?


赤字企業で年々売り上げが下がっていくのに、去年より今年も同じことをさらに熱を帯びて働けばどうにかなると思っている淘汰される社長と同じことで、いつの日か行き止まりがくるのは確実です。

『人生の大事なことは目的ではない。今歩いている歩き方そのものだ』

 

どんな生き方をするのか?は心の成長が問われてきます。これからの社会で人が問われるのは社会的知性=人の感情を読み取り判断する力ではないか?

子ども達に働く姿を親が見せるしかないんだよね。
私は働き方改革を全く無視した生き方を子供たちに見せる事が最大の教育だと信じています。