クレジットカードなどにつくポイントで投資信託などが出来る。
日本人は「現金では数百円の投資でもためらうが【おまけ】と割り切るポイントだとリスクを取る事をいとわなくなる。


クレディセゾン・楽天証券などが参入している。
航空券を投資に回すのだが100円から出来ます。
クレディセゾンでは利用者が13万人を超えた、運用に回ったポイントを時価換算した額は3月末で8億7千万円。


ポイント発行企業は顧客がポイントに使う事は短期的には利益圧迫要因になるが、「眠れるポイント」を減らす事が大きな課題になっている。


代表的な企業ポイントは1兆円を超える見込みで、使用ポイントは販管費に計上されるが、未使用ポイントは引当金に積み上げるのが一般的。
セゾンカードの永久不滅ポイントになると使われない限りバランスシートに引当金の負債が積みあがってしまった。17年末で1000億円を超える。

株式投資への動きが加速すれば、負債を圧縮できる。


日本の金融資産は預貯金961兆円で51%を占めている。
株や投信の3倍の水準であり、これらをきっかけに塩漬けになっているマネーが動けば日本の市場も潤滑な動きが生まれる。