自民党の若手国会議員発表したこども保険の欠陥は大阪府市会議員メンバーならすぐにわかる。
大阪市議・府議は行政機構の変革と税の在り方、国と地方の分権を学んできたから。

維新を離れ、頂いた財産は大変大きなモノだったと気付く。

自民党若手国会議員団の発表では。
小学校に就学する前の子供を対象に給付金を支給する案で、就学前の子供の保育料・幼稚園料が実質無料に近づくという事。

・国会議員は法体系を変える仕事
税金のバラマキという思想からはいつまでも抜け出せない事が問題である。

・議論すべきは地方と国の仕事分担。

これでは地方議員は必要なくなる。住民に近い基礎自治体である市町村の仕事です。


しかし、私が思う最大の問題は税の原理原則を無視している事が大きな課題。
「公平・中立・簡素」を無視。

 

「公平」の原則とは、様々な状況にある人々が、それぞれの負担能力(担税力)に応じて分かち合う事


 

「中立」の原則とは、税制ができるだけ個人や企業の経済活動における選択を歪めることがないようにすること。

 

公平・中立の観点で言えば、産まない選択した個人、もしくは産めない個人に対してどう考えるのか?

 

「簡素」の原則とは税制の仕組みをできるだけ簡素なものとし、納税者が理解しやすいものとするということです。

 

簡素の観点で言えば、所得制限でどうせまたうやむやの制度が出来る事や実質の増税を「保険」という言葉で誤魔化しているだけに過ぎない。

本質的な課題は、約420万人近くと言われる未就学児に対して義務教育化を行い、キチンと法制度で受け入れる仕組みを作る。
実は国会議員の大きな仕事だ。
素晴らしい国会議員の方が沢山いるので個人的に期待して見ています。