若いうちは沢山動いて無駄を知りなさい。
失敗と無駄が成功を知る大きな力になる。
無駄と失敗を知らずして自分の道は見えないから。

父:「村上君は何の仕事をしているの?」とお父さんはよく聞かれる。

子:「あんだけしていてまだ言われるの?」

父:「日本人は特に汗をかいて働く事が良いとされている。頭を使って仕組み作りや制度設計をして楽して儲ける事が悪いとされている。」

子:「なんでそうなるの?」

父:「モノづくりの文化があり、親の言葉、まじめにコツコツとっていう言葉を目の前で汗水垂らして働く事が仕事だと思っている。
これからの時代、汗水たらして働いてワーキングプアが現実の話。
汗水たらしてお金が得られる仕事ってなくなる。
身体を動かして、人の倍働いて充分な収入を得られる時代ではない。頭の中を鍛えていけば何十倍もの収入が得られる。」


子:「じゃあ、頭を使って生きればいいの?」

父:「普段から考える癖を身に付けろ。
若いうちは働いている姿だけで評価される。
だから40歳になるまではとにかく動きなさい。

でも、40歳を超えてそれでは誰も評価してくれない。
お父さんは現在、遊んでいても、世界中どこでも仕事になる。
頭の中ですればいい仕事だから。
しかも、人の何倍も何十倍も鍛えていけば稼ぐ事が出来る。
稼ぐ事が全てではないけれど、世の中の8割はお金で解決できるのが現実で、お金がないと誰も付いてこないのも現実。」


子:「まだ何をして稼いでいいか?わからんけど、まずは勉強頑張るわ」

 

現実を語り、理想とのギャップを認識させる。
親が出来る事は本気で子に向けてではなく、人に語り掛ける事。