大阪の吉村市長が「正式に(慰安婦像の)寄贈を受けるということになれば、パブリックスペースにサンフランシスコ市の意志としてこれを受け入れたということになりますから、姉妹都市は解消します」
ここで理解して欲しい事は事実と真実は違うという事。
公的な立場で物事を判断するときには真実ではなく、事実であり、日本は事実を積み上げ真実により近い輪郭にしているという事です。
ここでも投票権という存在が生きている現実です。
在留日本人はたぶん今の日本人的感覚で選挙にもほどほどの関心であり。在留韓国人団体は投票意識が強いからこういった事が動くんですよね。
では国際裁判所で判断してもらうのは両国が提訴しないといけないのです。
慰安婦について、日本の立場は1965年の日韓基本条約で解決済みということになっています。
つまり、事実上はともかく、法的には、日韓間にトラブルは存在しないことになっています。
だから、日本は提訴しません。
韓国としては、何しろ証拠がありませんので裁判所で解決するつもりはありません。
かくて、日韓両国の意見が一致して、司法裁判所へ提訴しません。
ではなぜ問題はないのに10億円も支払ったのか?
国際社会には、「日本は弱い人々のことを考えて、条約外のことなのに対処した」と好意的に見られます。
なので韓国側からしたら、もう文句を言うことができません。
しかし、実際にはこういった反日行為の動きが出ていますよね。互いに理解し合う事は必要ですが前提条件も立場も違います。
ただ、私たち若い世代に負の系譜とならないようにインターネットなどを通じて互いの立場を理解し合える環境づくりが出来れば良いと思います。