現状

現在タクシードライバーの高齢化が問題になっており、やがて今の様な有人タクシーではなく自動配車の無人タクシーをスマホで利用するようになる。
過疎地域の交通弱者難民をどうするのか?
問題はそれまでの過渡期をどう過ごすのか?
世界では結論が出ています。

それがウーバーです。

 

ウーバーの説明から・・・行先と迎えの場所を携帯電話に入力し、決済も予約時に済ます。

09年に設立し、現在8兆円の非上場企業となり世界540以上の都市で利用できる配車サービス。
車を持っている暇な人と客を繋ぐだけのサービスなので設備投資も要らず、料金は既存のタクシーに比較し割安です。

 

課題
タクシー業界などの業界団体の規制問題があります。
業務用の車以外で配車サービスとなると白タクと言い、法律違反となる。

これまでの規制には意味があった。
道を知らない運転手が整備不良の車で運転する。
しかし、現在はカーナビを使用し、自動ブレーキも普及されてきた。

数十年前と同じ規制をしている事には意味がない。

(そもそもカーナビの使い方を認知していないドライバーもまま見受けられる。)


規制に守られる業界団体が規制で飯を食う政治化を育て、政治家は規制を維持する事で票を集めるという構造になっているのが日本の社会構造です。

撤廃すべき規制が温存されている事が日本経済の成長を止めている。


今回は交通というところだけで取りあげたが実際には介護・医療も補助金制度がある以上、競争もなく単価が落ちていく事が難しくなる。

 

 

新規ビジネスは社会構造変化と共に新しい雇用形態を産み日本経済の原動力となるが日本では生まれようがない。


現状マイカーはどのくらい稼働しているのか?

ほとんどは車庫の中で空いている車と車を必要とする人達をマッチングするだけで街に走る自動車数を減らし、家は車庫ではなく庭が増え街の構造自体が変わる。

特に福山市の様に渋滞が多い街で高齢化が進む街でウーバー特区など指定し進めていくべきなんですけどね。

そういった社会のルールを変える事が出来て、新たなモノを生み出す環境を作り出す事が出来るのが政治家の大きな役割ですが・・・なかなかいないものです。
物流革命が都市改造にまでつながる、これが政治なんです。