キューバ革命に参加するが生まれはアルゼンチンでキューバ人ではない。
裕福な家に育ち、25歳で医師免許を持ち、悠々自適な未来が約束された人生。
キューバの貧しい農民のために立ちあがった。
その頃のキューバは土地・電力・鉄道もアメリカ資本に渡り、当時のバティスタ政権は完全にアメリカと手を組み人民を見ない。
独裁者バティスタとアメリカ支配層にキューバ市民は抑圧され続けた。
それに我慢できず、チェ・ゲバラは立ち上がる。
「他人事なのに」
普通はどんなに圧制や独裁が他国であって誰が動きますか?
言ってみると北朝鮮に日本人が動くのと一緒。
対岸の火事・・・それが普通。
しかし、キューバ人にカストロと共に傀儡政権であるバティスタ政権に喧嘩を売った。
1956年12月密航船でキューバに上陸
その時のゲバラ側は82人
一方バティスタ軍事政権は戦車・戦闘機なんでもありの2万人。
上陸作戦はばれて82人はあっという間に17人となった。
その後も対して時間が経たないうちに12人となった。
壊滅寸前だがカストロとゲバラは諦めなかった。
山に潜み、じわじわ盛り返し、2年余のゲリラ戦でバティスタ政権を打倒す。
キューバの大半の貧しい農民がゲバラを後押しした。
政府軍は食糧・物資を略奪するのが当たり前だったが、ゲバラはちゃんと金を払った。
そして、医者だったゲバラは戦闘が終わると敵・味方関係なく負傷した兵を必ず治療した。
そんなゲバラとともに戦いたいと政府軍の中にも現れた。
政権の座についたらゲバラは国立銀行総裁になり、まず自分の給料を半分以下にする。
さらにカストロ政権と共に大改革を行った。
教育の無償化
医療の無料化
国民全員の家賃を半分にする。
そしてさらに国民と共に嬉々として働く。
パフォーマンスではなく本気でね。
しかし、もっと信じられない事が起こる。
キューバの英雄、絶大な人気を誇るゲバラが命懸けで建国したキューバをカストロに任せて、もう一度他国で圧政に苦しむ人達の為に立ちあがる。
私も39歳の年齢・・・。
福山市でオレンジのゲリラ軍団で必ず変えてみせる。
今のままで良いという事はない。
村上栄二で生きるならば別にこんな事をしなくていい。
でもやり続けないとダメなんだ。
計算でも理屈でもない。
それが村上栄二という生き様だからです。